烙印(上)
ボストン郊外の静かな夕暮れ、チャールズ川沿いに自転車を走らせていた、23歳のエリサ・ヴァンダースティールの死体があたかも雷に打たれたかのような状態で発見された。検屍局長ケイ・スカーペッタはこれが神の偶然の行為ではないことを事件現場で直観し、何の痕跡もない謎の感電死の真相に迫ろうとする!
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烙印烙印
愛し合っていた筈の妻が突然失踪し、投身自殺する-なぜ、どうして。警察を辞め、単身真相究明に乗りだした主人公の前に、暴力団の影が。デビュー長編『慟哭』でミステリ・ファンを唸らせた貫井徳郎、待望の長編第二作。 1994/10/20 発売