小説むすび | フィンガーボウルの話のつづき

フィンガーボウルの話のつづき

フィンガーボウルの話のつづき

出版社

新潮社

発売日

2007年8月1日 発売

「世界の果てにある食堂」を舞台にした物語を書きあぐねる吉田君は、奇妙な連作小説を予告して消息不明となった謎の作家=ジュールズ・バーンを知る。「物語」の入り口を探し求める吉田君がいつしか迷い込んでいたのは、バーンが企んだ連作の世界なのかー。ビートルズの“ホワイト・アルバム”を軸にしてシンクロする過去と現在。16+1の短篇のリンクが「物語」の不思議を奏でる。

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