子供の眼(上巻)
民主党より上院選への出馬を要請された辣腕弁護士、クリストファ・パジェット。恋人のテリは、夫リッチーとの離婚を決意。が、リッチーが流した陰湿なゴシップが二人の未来に影を落とす。そこへ、リッチーの突然の死。それを密かに願っていた人間は少なくはない。しかし警察が逮捕したのは、なんとクリストファだった。本当に彼はクロなのか?それは読者にも分からない…。
関連小説
子供の眼子供の眼
自殺か?他殺か?検察は後者と見た。恋人テリの夫・リッチーの殺人容疑で、なんと辣腕弁護士・クリストファ・パジェットは逮捕される。群がるマスコミ。息子・カーロやテリにも芽生える不信。深まる孤独。証言は次々と覆され、陪審員の心証は日々入れ代わる。そして、息詰まる公判はすべて終わったが…。 2000/09/30 発売