スクループルズ(上巻)
ボストンの旧家ではあるがさして裕福でない家に生まれた娘ビリー。早くに母親をなくしたうえ肥満児だった彼女は、一族に疎んじられ、追われるようにしてパリに留学した。ヨーロッパの水はしかし、醜いあひるの子を美しい白鳥に変身させる。そして帰国した彼女を、大富豪とのロマンスが待っていた。欧米のファッション・映画業界を舞台に繰り広げられる、華麗な愛の物語。
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スクループルズ(下巻)スクループルズ(下巻)
最愛の夫をうしなった失意の日々が過ぎ、ビリーはビヴァリー・ヒルズの超高級ブティック「スクループルズ」の経営に専念していた。やがて始まった新たな恋の相手は、精力的な映画プロデューサー、ヴィトー・オルシーニだった。ヴィトーが製作する新作「ミラーズ」のアカデミー賞獲得へ向けて、二人の情熱のすべてを傾けるが…。愛のサクセス・ストーリー、感動のクライマックス。 1988/03/01 発売
スクループルズ2(上巻)スクループルズ2(上巻)
夫のヴィトーがオスカーを受賞した翌朝、ビリーは怖いほど幸福な気持ちで目を覚ました。彼女の体の中に新しい生命が宿っていたのだ。だがその幸せは長続きはしない。前妻の娘ジジがヴィトーを訪ねてきた時に生じたすれ違いは、埋まるどころか広がる一方。そこにヴィトーの浮気と流産が重なり、二人の仲は決定的になった。さらに、彼女の全てであるスクループルズが火事になり…。 1995/11/01 発売