小説むすび | 最初の人間

最初の人間

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幼時に戦死し、記憶の片隅にすら残っていない父。だが父親であることにはかわりはない。母親の求めに応じて父親の過去の姿を探り、やがて思いは自分の少年時代へ…。-古典の祭壇に奉られることなく、いまなお鮮烈な輝きを失わないカミュ。自動車事故死のため執筆を中断せざるをえなかったカミュ最後の未発表長編-。壮大な自伝的作品として構想され、カミュの全体像を捉える鍵を握っている未完の長編小説。

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