小説むすび | このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年

現代アメリカ文学の巨匠が遺した幻の作品群。目が眩むほどの生への焦燥と渇望ーーもうひとつの九つの物語。ああ、人生って、目を見開いてさえいれば、心躍る楽しいことに出会えるんだねーー。「バナナフィッシュにうってつけの日」で自殺したグラース家の長兄シーモアが、七歳のときに家族あてに書いていた手紙「ハプワース」。『ライ麦畑でつかまえて』以前にホールデンを描いていた短編。長い沈黙の前に、サリンジャーが生への祈りを込めた九編。

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