小説むすび | TOKYO REDUX 下山迷宮

TOKYO REDUX 下山迷宮

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1949年、占領下の東京で起きた下山事件。出勤途上で百貨店に立ち寄ったまま姿を消し、鉄路上で死体となって発見された下山国鉄総裁。この戦後最大の謎に挑んだのは英国の鬼才デイヴィッド・ピース。GHQ捜査官、元刑事の私立探偵、探偵小説作家、CIA工作員ー占領都市の暗い迷宮に飲み込まれてゆく者たち。読む者を捉えて離さぬ魔術的語りの果てに、昭和の亡霊が甦るーあの闇を清算するのだ。

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