小説むすび | 交番相談員 百目鬼巴

交番相談員 百目鬼巴

交番相談員 百目鬼巴

出版社

文藝春秋

発売日

2025年4月9日 発売

交番相談員が見抜く、警察官たちの闇と罪。

日経新聞、産経新聞、讀賣新聞、共同通信ほか書評続々!
2025年度最注目の連作ミステリ短編集

警察を定年退職し、非常勤の「交番相談員」として働いている百目鬼巴(どうめき・ともえ)。
見た目は普通のおばさんで、性格も穏やかだが、彼女には妙な噂があった。

「彼女には県警本部の刑事部長でも頭があがらない」

「現役時代には、未解決事件の捜査にあたってほしい、と熱烈なお呼びが掛かっていた」

「なぜか科学捜査の知識も豊富に有している」

半信半疑で一緒に働いていた若手警察官は、
しかしすぐにその噂が真実であることを知る。
彼女は卓越した洞察力で、目の前で起こっていることの
真相・裏側を立ちどころに見抜いてしまうのだーー。

『教場』シリーズの著者であり、
当代きっての短編ミステリの名手による、
新「警察小説」シリーズ、開幕です!
・裏庭のある交番
・瞬刻の魔
・曲がった残効
・冬の刻印
・噛みついた沼
・土中の座標

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