ジョージ・スタークなる名で暴力小説を書く作家サド。ある日殺人現場から自分の指紋が発見されたーー。作家と抹殺されかけたペンネームの間で繰り広げられる壮絶な血みどろの戦い!
凄惨な殺人現場に残されていたのは、そこにいるはずのない自分の指紋と血で書かれたメッセージ。容疑がかかるサドに“影の半身”の復讐の手が徐々にしのび寄る。対決の日、何か強烈な力に呼び起されたかのように、おびただしいスズメの群れが辺り一面を覆いつくした。作家と抹殺されまいとするペンネームの壮絶な戦い。 1995/10/07 発売