小説むすび | 神は銃弾

神は銃弾

神は銃弾

映画化原作ーー世界のノワール・ファンを震撼させた名作がニック・カサヴェテス監督で映画化。

「このミステリーがすごい!」第1位!
 イギリス推理作家協会・最優秀新人賞受賞!
「ゼロ年代ベスト・ミステリ」第3位!(早川書房「ミステリが読みたい!2011年版」)

 時代を超えて衝撃を与えつづける〈暴力の詩人〉ボストン・テランの不朽の名作。

 憤怒。それを糧にボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を誘拐したカルト集団を。復讐の旅の道連れはケイスーー奴らに捕らわれ、その地獄から生還した女。敵の棲む砂漠の彼方、文明の果ての荒野へと、ふたりは憎悪と銃弾を手に踏み込んでゆく。

 鮮烈にして苛烈な文体が銃撃と復讐の宴を描き出す。異形の言葉たちが高熱のとぐろを巻いて唯一無二のグルーヴをうねらせる。発表とともに国内外の作家・評論家の絶賛を受け、刊行から20年を経てもなお熱っぽく語り継がれる、ゼロ年代最高のノワール。

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