二十五の瞳
『タモリ論』の著者が描く、稀代の悲恋物語
愛はなぜ終わるのかーー。
震災後、妻と西へ逃げた作家は、立ち寄った小豆島の海で、ある着想を得る。それは、平成、昭和、大正、明治と四つの時代を遡る悲劇の物語。そこには謎の生物・ニジコを見た男女は別れるという小豆島別離伝説があった。やがて明らかになる島の因縁話。稀代のストーリーテラーが変幻自在な愛を克明に描いた傑作。
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昭和のはじめ、瀬戸内海の小島に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる人情味あふれる物語。戦争のもたらす不幸、貧しい者が常に虐げられることへの怒りを訴えた不朽の名作。 2007/06/23 発売
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小豆島別離伝説。あなたはニジコを知っていますか? 「二十四の瞳」の舞台で有名な小豆島。平成、昭和、大正、明治、四つの時代に島で起きた事件と悲恋の背後には因縁の物語があった 2012/05/30 発売