小説むすび | 月の白さを知りてまどろむ

月の白さを知りてまどろむ

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「月白の主が選ぶ客はー生涯でただ一人です」神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から多くの客が集まり、だがその一方で人を害する“化生”が密やかに存在していた。-神話正統の妓館「月白」の主でありながら、化生を捕らえる巫女である少女サァリと、王都からやって来た化生斬りの青年シシュ。二人の出会いと前後にして、街には不穏な影が差し始める。webで人気を博した神話と人を巡る物語。第二譚までを収録して待望の書籍化!

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