小説むすび | 魔力ゼロの出来損ない貴族、四大精霊王に溺愛される(4)

魔力ゼロの出来損ない貴族、四大精霊王に溺愛される(4)

魔力ゼロの出来損ない貴族、四大精霊王に溺愛される(4)

四大精霊王と契約を交わして魔力と感情を手にした元出来損ないーーアスク。一度ならず二度も魔王を退けた彼はまたしてもトラブルに巻き込まれていた。凶悪な生物が棲み、四大精霊王の力も行使できない。そんな不思議な世界に迷い込んでしまったのである。かつてない窮地に陥っていたアスクを救ったのは人類の始祖たる吸血鬼・サーシャ。彼女の手を借りつつ、アスクは二年もの月日をかけてその世界を脱出した。しかしそんな壮大な冒険すら、これから来る戦いの序章でしかなかった。自身が失った感情と魔力から生まれた、最強の敵の再来ーー敗北が世界の終焉に繋がる、最終決戦の火蓋が切られる!

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