小説むすび | 月の部屋で会いましょう

月の部屋で会いましょう

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「モリーに宇宙服が出はじめたのは春だった」-肌が宇宙服に変わって飛んでいってしまう人々、恋人に贈られた手編みセーターの中で迷子になる男、自分の寝言を録音しようとした男が耳にする知らない男女の会話…。とびきり奇妙だけれど優しく切ない、奇想に充ち満ちた短編集。2001年度フィリップ・K・ディック賞候補作の33編に、本邦初訳の短編1編を追加した、待望の文庫化。

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