1985年の奇跡〈新装版〉
おニャン子クラブに夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部に、スゴい奴がやってきた!いちおう練習はするけれど、『夕やけニャンニャン』を見ること以外に楽しみがなかった僕たちが、あいつのおかげで夏の甲子園に出られるかもって、そんなことあるの?たっぷり笑えてちょっぴり泣ける。青春小説の傑作が新装版で登場!
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大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか? シリーズ最大級の綾辻流・大仕掛け! 「館」シリーズ全館、これにて改装完了! 2014/01/16 発売
ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。崩落した“どんどん橋”の向こう側で、燃える“ぼうぼう森”の中で、明るく平和だったはずのあの一家で…勃発する難事件の“犯人”は誰か?本格ミステリシーンを騒然とさせた掟破りの傑作集、新装改訂版で登場! 2017/02/15 発売
奈々子は恋人はいないが、喫茶店「南十字星」のウエイトレスとして皆に愛されている。ある日、何か訳がありそうな美女が店を訪ねてきた。話を聞くと新婚旅行先のドイツではぐれた夫の行方をずっと捜しているらしい。同情していた奈々子だったが、なぜか彼女らと一緒にドイツへ行くことになりー。異国で待ち受けていたのは、奈々子たちを襲うあやしい影と衝撃の事実!さらには恋の気配も!?青春サスペンス。 2017/08/07 発売
混雑した駅中、彼女は驚いた様子でまっすぐ僕の方へ歩いてきた。それが僕たちの出逢いであり、恋人同士になるきっかけだった。でも、心も身体もすっかり馴染みきったある日、唐突に知ってしまう。彼女が僕に近づいた理由をーー。(表題作「優しい音楽」)ちょっと不思議な交流が生みだす、温かな心の触れ合いを描いた作品集。 2019/06/13 発売
その少年に目が留まった理由は、ただひとつ。こぼれ落ちる涙を拭おうともせずに立ち尽くしていたからだ。それもホラー映画の並ぶ棚の前で。しかも毎日。-ある事件がきっかけで、職を辞した元刑事の須賀原は、死者が見えるという少年・明生と、ふとした縁で知りあう。互いに人を避けて生きてきた二人。孤独な魂は引かれ合い、手を組んだ。須賀原と明生は、様々な事情でこの世に留まる死者たちの未練と謎を解き明かしていく。 2019/06/13 発売
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親子ほど年の違う妻子ある作家と愛し合っていた繭子。彼の突然の死から15年、孤独と寄り添いながら生きる彼女の前に、作家の息子を名乗る男性が現れる。かつての恋人に生き写しの彼は、繭子が封印していた記憶の扉を優しく開いていく。甘美で切ない大人の恋と、耽美で幻想的な世界を見事に融合させた極上の長編小説。 2019/10/10 発売
臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ〜♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される変死…。それらの共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”だった。「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?全ての謎を突き止めるために、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決っして踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…! 2020/01/16 発売
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