小説むすび | 忘れえぬ夜を抱いて

忘れえぬ夜を抱いて

忘れえぬ夜を抱いて

ブキャナン兄弟の長男オーレイは、過去の戦で受けた傷痕の残る顔のせいで、婚約者に逃げられた過去を持っている。ある日、海で女性が縛り付けられたマストを発見し、救出するが、女性は記憶を失っていた。オーレイは黒髪の美しい女性をジェッタと呼ぶことにし、献身的に世話を焼くと、ジェッタは彼を本当の夫だと思い込みはじめる。オーレイの傷痕を怖がるどころか、愛おしそうに撫でるジェッタ。いつかオーレイはジェッタを愛するようになるが、彼女に似た黒髪の侍女が命を狙われ…。

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