小説むすび | ハロルドとモード

ハロルドとモード

ハロルドとモード

自殺を演じるのが趣味という十九歳の青年ハロルド。規則に縛られることを嫌い、ひたすら自由に生きる七十九歳の女性モード。六十歳の年齢差がある二人を結びつけたのは、縁もゆかりもない他人の葬式だった。しだいにハロルドは天衣無縫に行動するモードに惹かれていくー特異なユーモア感覚で哀しい現実を描き、高く評価される映画の小説化。

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