小説むすび | 熱砂に囚われた小鳥

熱砂に囚われた小鳥

熱砂に囚われた小鳥

慈善事業を行う財団の代表を務めるアレグラは、余命わずかな最愛の祖父から、ある願いを託される。かつて手放した秘宝の箱を、砂漠の国ダル・アマンの国王から取り戻してほしいというのだ。アレグラは財団の調査という名目でなんとか国王ラヒムとの面会まで漕ぎつけるが、会うなり彼の男性的な魅力と圧倒的なオーラの虜になってしまう。このままではだめ。でもラヒムにどう切りだせばいいの?深夜、アレグラは偶然にも宮殿内で箱を見つけて歓喜するが、ふと人影に気づいて震えた。燃える目をしたラヒムが立っていた!

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