小説むすび | 夜明けは別れのとき

夜明けは別れのとき

夜明けは別れのとき

ジェリーは総合病院の看護師をしている。その日は、受け持ちの患者の一人が息を引き取った。仕事が終わったらまっすぐ帰って泣きたい気分だったが、親友の誕生日パーティーを欠席するわけにもいかない。だが彼女はそこでロロ・ヴァン・クリフに出会った。裕福でカリスマ性あふれるロロとひと目で惹かれ合い、じきに彼は仕事で外国に行ってしまうと知りながら、ジェリーは、愛のよすがとなる一夜を捧げた。数年後、幼な子を連れて、彼と運命の再会をするとは思いもせず。

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