小説むすび | 王の求婚を拒んだシンデレラ

王の求婚を拒んだシンデレラ

王の求婚を拒んだシンデレラ

祝賀舞踏会の夜、国王秘書のウィニフレッドは灯りを消し、やっとベッドに潜り込んだ瞬間、誰かの手に触れて凍りついた。「来てくれたんだね。待ちくたびれたよ」この声は…私のボス、オーガスティン国王?部屋を間違えた!そして彼も私を誰かと勘違いしている。抗うべきなのに、ウィニフレッドは正体を伏せたまま身を任せた。じつは5年前に仕えて以来、ずっと彼に憧れてきたのだ。だが代償は大きく、ウィニフレッドは王の世継ぎを宿してしまう。私には母親になる資格なんてない…。でも、どうすればいいの?

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