小説むすび | 魔界水滸伝(17)

魔界水滸伝(17)

魔界水滸伝(17)

突然、人界と魔界が遊離し始めた。神州の「会」ポイントは全て虚無へ落ち、魔都パリも地殻変動に呑まれていった。一方、クトゥルーの本殿ルルイエへと到達した加賀と安西。そこには、みづちの若長・北斗多一郎の変わり果てた姿があった。加賀の弁舌に感応し悟入した多一郎と安西は、自らの姿を超エネルギー体へと変貌させていく。時間と空間が目くるめく奔流に巻き込まれ、世界は再び大いなる滅裂へと向けて胎動しはじめるのだった…壮大なるSF伝奇シリーズ、待望の第17弾。

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