蓮の花の知恵
1985年にユネスコ・アジア文化センター海外指導者派遣視察団員としてインドを初訪問して以来、インドの児童書(英語)の翻訳に携り、インドの識字プロジェクトの支援や日本初のインド児童文学展を監修するなど、長年にわたって活躍した鈴木氏の自叙伝。「インド児童文学の会」の会誌『チャンパの花』で発表した資料や翻訳代表作「青い傘」(ラスキン・ボンド作)も再録。
はじめに
1.児童文学と出会うまで
2.インド児童文学との出会い
3.インド識字プロジェクトの支援
4.日印交流の架け橋に
『チャンパの花』から
「インド児童文学のながれ」
「インドを愛したルーマー・ゴッデンからの手紙」
「タゴールの児童文学─日本への受容─」
「日本に伝播したインドの説話」
翻訳「青い傘」ラスキン・ボンド作
鈴木千歳略年表
あとがき