小説むすび | バルザックの『サラジーヌ』について

バルザックの『サラジーヌ』について

バルザックの『サラジーヌ』について

出版社

水声社

発売日

2022年12月23日 発売

ジャンル

テクストの多義的な複数性を求めて
大学の官僚主義や順応主義を逃れ、フランス思想に大きな影響を与えてきた、コスモポリタン的な教育機関である高等研究実習院で、1968年から1969年の2年間にわたって開講された「サラジーヌ」に関するセミナーの記録。
68年の歴史的な出来事が排除された書物とは違い、それにより道筋が変えられ、影響が垣間見られるセミナーでは、バルトが展開した知的な作業の概観をそっくり見ることができ、バルトの創造の舞台裏が、講義から書物へ、口述から筆記への移行だけでなく、草稿からテクストへの変容の道筋が明らかとなる。
まえがき エリック・マルティ
序文 クロード・コスト+ アンディ・スタフォード 

セミナー 1967-1968

セミナー 1968-1969

サラジーヌ オノレ・ド・バルザック 芳川泰久訳 

教育報告 

注 
主要書誌
人名・作品名索引 
事項索引

訳者あとがき

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP