戦国小町苦労譚(14)
真田昌幸率いる間者組織の諜報活動により、着実に勝利を重ねていく第二次東国征伐。足満は佐渡島で本間氏を瓦解させ、信忠は、天目山で決死の果し合いを勝頼に申し込み、景勝・慶次軍は、景虎軍と衝突するー通信機や電球の開発・実用化が進み、急速に工業時代の幕開けを迎える日ノ本。一方、トンカツを夢見てソース作りに没頭する静子の敵は…濃姫!?
関連小説
戦国小町苦労譚(十一)戦国小町苦労譚(十一)
時は1575年、信長が安土へ移ろうとする過渡期の1月。静子はチョコレートケーキ作りに励んでいた。「親」として迎える初めての正月だったが、彼女に寛ぐ暇などあるはずもなくー本願寺の挙動に気を配りつつ、東国征伐と花火大会の準備を進める傍ら、いよいよカメラは実用段階に。静子は日ノ本初の写真撮影に挑むが…。日ノ本一目が離せない戦国ライトノベル、最新11巻!! 2019/07/16 発売
戦国小町苦労譚(十二)戦国小町苦労譚(十二)
時は巡り、1576年正月。恋愛も結婚もすっとばして二児の母となった静子は、コタツで枝豆を堪能していた。本願寺がついに信長に屈しようという節目を迎える中、ヴィットマンが老衰のため体調を崩してしまう。これまで誰よりも近くにいた家族の老いに動揺する静子。一切の仕事が手につかなくなった静子は、信長と配下たちにあるお願いをするのだった… 2020/01/16 発売
戦国小町苦労譚(13)戦国小町苦労譚(13)
1576年6月。ヴィットマンとバルティがこの世を去り、悲しみに暮れる静子。特別待遇として信長からしばしの休息を与えられるが、今や織田家重鎮となった彼女には課題が山積みであった。葬儀を済ませ、戦線に戻った静子を待ち受けるのは、気球の実地試験に、用水路工事、神体山の社の建築、そして第二次東国征伐ー今回いくさに導入される新兵器とは?史実より圧倒的有利な状態で開戦の火蓋を切って落とす第二次東国征伐の展開やいかに!? 2020/09/15 発売