戦国小町苦労譚(15)
1577年6月、和睦が進んでいた織田家と本願寺に突如亀裂が入る。行方知れずだった教如が本願寺を占拠したのである。裏で手を引いている「何者か」の気配を感じつつも、静子は官軍として本願寺に向かう。7日間という制約にもひるまぬ奇策とは? 一方伊達家からは人質として「藤次郎(後の政宗)」が差し出され、静子のもとへ! 電話と最新兵器で北条家の牙城にいよいよ迫る勢いの15巻、ついに発売!
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1576年6月。ヴィットマンとバルティがこの世を去り、悲しみに暮れる静子。特別待遇として信長からしばしの休息を与えられるが、今や織田家重鎮となった彼女には課題が山積みであった。 葬儀を済ませ、戦線に戻った静子を待ち受けるのは、気球の実地試験に、用水路工事、神体山の社の建築、そして第二次東国征伐であった。今回いくさに導入される新兵器とは? 史実より圧倒的有利な状態で開戦の火蓋を切って落とす第二次東国征伐の展開やいかに!? 2020/09/15 発売