小説むすび | 悪役令嬢と悪役令息が、出逢って恋に落ちたなら 〜名無しの精霊と契約して追い出された令嬢は、今日も令息と競い合っているようです〜

悪役令嬢と悪役令息が、出逢って恋に落ちたなら 〜名無しの精霊と契約して追い出された令嬢は、今日も令息と競い合っているようです〜

悪役令嬢と悪役令息が、出逢って恋に落ちたなら 〜名無しの精霊と契約して追い出された令嬢は、今日も令息と競い合っているようです〜

名門貴族の出身でありながら、“名無し”と呼ばれる最弱精霊と契約してしまった落ちこぼれ令嬢ブリジットは、その日第三王子ジョセフから婚約破棄を言い渡された。彼の言いつけでそれまで高慢な令嬢を演じていたブリジットに同情する人物は、誰もおらず…そんなとき、同じ魔法学院に通う公爵令息ユーリが彼女に声をかける。「第三王子の婚約者は、手のつけられない馬鹿娘だと聞いていたが」「馬鹿に馬鹿って言わないでもらえます!?」何者をも寄せつけない実力と氷のように冷たい性格から氷の刃と恐れられるユーリだが、彼だけは赤い妖精と蔑まれるブリジットに真っ向から向き合う。やがてその巡り合わせは、落ちていくしかなかったブリジットの未来を変えていくきっかけになりー。「…まったく、無駄に心配させられた」「…心配、してくださったんですの?」そんな中、彼女が契約した最弱精霊にも覚醒の兆しが見え始め…?-これは無能と蔑まれる悪役令嬢と、天才と敬遠される悪役令息が惹かれ合い、やがて恋に落ちていく物語。

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令嬢ブリジットは卒業試験に合格した喜びもつかの間、フェニックスを狙う中央神殿の革命派に追われ、精霊博士トナリと逃げることに。一方残された面々は、ブリジットの不在により、彼女の存在の大きさを身に染みて実感する。「-必ずブリジットを取り戻す」つい先日想いを確かめ合った公爵令息ユーリはそう誓い、仲間と共に動き出す。そして逃避行のさなか、不安に押し潰されそうなブリジットを迎えに来たのはー。「ユーリ様。ユーリ様…っ!」「…すまない。遅くなったな」革命派の思惑を逆手にとり、ブリジットが囮になる作戦を仕掛けるが、神殿で待ち受けていたのは、久しぶりに再会した元婚約者ジョセフでー!?「わたくしたちは、きっと最強です。そう思いませんか?」二人一緒なら乗り越えていける。そう、心から信じることができるから。悪役令嬢と悪役令息がやがて恋に落ちていく物語、第5弾。 2024/09/14 発売

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