小説むすび | 前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下

前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下

前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下

「この戦いが終わったら、貴方に伝えたいことがあります」リドギア王国魔術師団長だった私ことバーベナは、少年ながら優秀な部下のギルにそう告げられる。しかし、その戦いで私は自爆魔術を使い戦死したのだ…。その後、リドギア王国内で転生した私は、貴族令嬢オーレリアとして暮らしていた。そして戦争を終わらせて英雄となった、成人したギルとの縁談が持ち上がるー。一度も会わないまま結婚したその夜、ギルは私にこう言った。「僕にはずっと昔から心に決めた人がいます。僕たちは白い結婚でいましょう」だから、私はバシッと答えてやった。「婚姻関係は了解。ところで『貴方に伝えたいこと』って何だったの?死んじゃって聞けなかったけど」これは、天心爛漫な令嬢オーレリアと残念系イケメンのギルが紡ぐ、楽しくも騒がしい新婚物語。アニメイトブックフェア2022『耳で聴きたい物語』コンテスト女性主人公編大賞作品。

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