著者 : 三日月さんかく
「持つべきものは、爆破魔術に寛容な旦那様だね!」私ことオーレリアはギルからのやり直し求婚を受け入れ、真の夫婦になりました!だけど、隣国大神殿からの使節団に王城で応対するため、すれ違いの毎日ですー。「ごめんね、クラウス君。私の買い物に付き合わせちゃって」王城で過ごすうち、使節団の美少年クラウス君と一緒にいることが多くなっちゃった。ギルの言動が何だか変なんだけど、これ以上こじらせないか心配だなぁ。「どうにか持ち堪えるから、早くギルを呼んできて!!」そんななか、使節団の陰謀に巻き込まれ、魔力制御できなくなった!私お得意の爆破魔術が暴走したら、辺り一面が焦土に…。「私、世界最強の爆破魔術師になっちゃったみたい」このままじゃ、祖国を亡ぼす魔王になっちゃう!?頼れる旦那様ギルよ、私の暴走を早く止めてー!!
恋愛経験はゼロ。だけど人一倍えっちな事に興味津々だった私は高校卒業を機に、夢だった18禁乙女ゲームを手に入れる寸前で事故に遭い…。気がつけば超ド健全な乙女ゲーム『レモンキッスをあなたに』の世界に転生していた!?ゲームの世界ではモブキャラである、ジルベスト子爵家の次女・ノンノとして生きる私だけど、前世の記憶はそのまま。つまり幼女の頃から煩悩だらけ。そんな私の目の前に、「君は、な、何を考えてるんだ!?」-顔を真っ赤にした美少年・アンタレスが現れた。彼はこの世界の攻略対象者であり、そして事もあろうに他人の心が読めてしまうのだった…。ゲームのヒロインである超美少女・スピカとの恋ルートもあるアンタレスだけどー。エッチな妄想もつつ抜け!?“妄想お嬢様×エスパー美少年”の笑撃ラブコメスタート!第3回集英社WEB小説大賞金賞受賞作。
「この戦いが終わったら、貴方に伝えたいことがあります」リドギア王国魔術師団長だった私ことバーベナは、少年ながら優秀な部下のギルにそう告げられる。しかし、その戦いで私は自爆魔術を使い戦死したのだ…。その後、リドギア王国内で転生した私は、貴族令嬢オーレリアとして暮らしていた。そして戦争を終わらせて英雄となった、成人したギルとの縁談が持ち上がるー。一度も会わないまま結婚したその夜、ギルは私にこう言った。「僕にはずっと昔から心に決めた人がいます。僕たちは白い結婚でいましょう」だから、私はバシッと答えてやった。「婚姻関係は了解。ところで『貴方に伝えたいこと』って何だったの?死んじゃって聞けなかったけど」これは、天心爛漫な令嬢オーレリアと残念系イケメンのギルが紡ぐ、楽しくも騒がしい新婚物語。アニメイトブックフェア2022『耳で聴きたい物語』コンテスト女性主人公編大賞作品。