小説むすび | 長い夜の国と最後の舞踏会 2 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜

長い夜の国と最後の舞踏会 2 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜

長い夜の国と最後の舞踏会 2 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜

リベルフィリアから一夜明け、舞踏会の日。家族を奪った者達への復讐だけを抱えて生きてきたディアは、リベルフィリアで大好きな精霊ノインと過ごした時間を思い、確かな幸せを感じていた。ノインも優しく寄り添い、ディアのために食事やドレスを用意してくれる。久しぶりに温かな時間を過ごし、お腹も心も満たされるディア。しかし、そんな時間の中でもディアの復讐の意志は揺るがず、最後の舞踏会に向かう準備を整えていくー。そうして会場へ歩み始めるディアを迎えにきたのは、元婚約者の第一王子リカルドだった。彼はディアが家族の死の真相を知ったことに気付いていたようで、ディアの家族を殺す命令を下したのは自分だと告白する。静かなる復讐劇の先でディアとノイン、そして長い夜の国が迎える結末とはー?

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