小説むすび | 太宰治非戦小説集

太宰治非戦小説集

太宰治非戦小説集

出版社

幻戯書房

発売日

2025年5月26日 発売

文学が荒廃した戦時下も、太宰は太宰であった。
人間の、もっと根深いところから滲み出た資質。
戦前、戦中、戦後の18篇。
「僕は本能的に、或いは肉体的に兵隊がきらいであった。」
1 戦 前
温泉 大正12年(1923)
列車 昭和8年(1933)
葉 昭和9年(1934)
二十世紀旗手 昭和12年(1937)
黄金風景 昭和14年(1939)
新郎 昭和17年(1942)

2 戦 中
十二月八日 昭和17年(1942)
律子と貞子 昭和17年(1942)
待つ 昭和17年(1942)
佳日 昭和19年(1944)
散華 昭和19年(1944)
瘤取り -お伽草紙 昭和20年(1945)
舌切雀 -お伽草紙 昭和20年(1945)

3 戦 後
未帰還の友に 昭和21年(1946)
冬の花火 -三幕 昭和21年(1946)
メリイクリスマス 昭和22年(1947)
桜桃 昭和23年(1948)
家庭の幸福 昭和23年(1948)

 解説 太宰治の非戦的姿勢 村上玄一

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP