小説むすび | 魔道祖師 2

魔道祖師 2

魔道祖師 2

孤独な心が、恋しい人の名を呼んでいたーー。

凶悪な「左腕」の謎を解くため、旅に出る魏無羨と藍忘機。
まだ正体を隠そうとする魏無羨だったが、
藍忘機にはとっくに彼だと見抜かれていた。
昔と違い、今の藍忘機はいたずらにも動じず、
お喋りな魏無羨の話に耳を傾け、
時には酒に付き合おうとまでしてくれる。
その変貌ぶりに驚きながらも、
魏無羨は彼といるのが楽しくて心地よく感じていた。
やがて辿り着いた義城で、
ある男に襲われ「砕けた魂の復元」を頼まれる。
傷ついた魂は、一人の男を巡る愛憎の結末だった。
悲劇に幕を引こうとする魏無羨を守る藍忘機だがーー。

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