小説むすび | 三世と多感

三世と多感

三世と多感

前編は「三世」で日系収容を知らない「失われた世代」である三世たちの姿を描き、後編の「多感」ではオースティンの七つの小説の構造を日系社会に落とし込みパロディにした二部構成のこの短編集。ヤマシタは、日系収容という「過去」を確かめつつ「三世」としての自分の立ち位置をどのように描いているのか?マジック・リアリズムの騎手による集団的記憶の軌跡!

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