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調査対象の女性、そして消えた死体の謎…。緻密な構造、巧みなプロットとさりげなく埋め込まれた伏線の数々。フィリップ・マーロウの生き方を確かめたい。チャンドラー最後の長編を新訳でお届けします。より具体的に作品を読んでもらうために、架空の町エスメラルダの地図やホテルの見取り図などの挿し絵、そして物語の時系列表が掲載されています。
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午前六時半。一本の電話が私立探偵フィリップ・マーロウを眠りから覚まさせる。それは、列車で到着するはずの若い女を尾行せよとの依頼だった。依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも、マーロウは駅まで出向く。女はすぐに姿を現すが、彼女には不審な男がぴったりとまとわりつきー。“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズ、長篇第七作。新訳版。 2016/12/08 発売