小説むすび | 幸せの記憶(上)

幸せの記憶(上)

幸せの記憶(上)

アリデベルチ・ローマ、両親を殺され、財産を横取りされた薄幸の少女は失意の中でローマを去る。四年後、復讐心を胸に、街に戻った彼女を待っていたのは予想もしていなかった事態だった。“王女”なるが故の過酷な運命。パリで、ニューヨークで、サンフランシスコで、美貌が巻き起こす魔法の出来事。意外な展開の連続に、九百ページがあっという間に過ぎて行く。

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