小説むすび | 韓国の小説家たち1

韓国の小説家たち1

韓国の小説家たち1

<b>いま話題の韓国人作家が語る、
「文学をすること」の喜びと苦しみについてー
作家が作家に聞く、ロングインタビュー集。</b>

「人間というのはどうしてこうも情けない生き物なのか、
それがずっと知りたかったんだと思います」 (イ・ギホ)

「文学が私たちを驚かせるのは、そういうところだと思う。
骨ばったあらすじだけで残る物語より、あらすじの外側にある人生の
ディテールと感覚」 (ピョン・ヘヨン)

「もう書いてしまって完結させた小説が不意に、
自分に語りかけてくるような感じがするときがあるよ。
たいてい聞こえないふりをするけど」 (ファン・ジョンウン)

「僕は、ストーリーではなくそれを解釈したナラティブが小説だと思っています」(キム・ヨンス)

「過去の経験にばかりとらわれていましたが、それからは人間が見えてきたんです。いまを生きる普通の人たちが」(クォン・ヨソン)

<b>インタビュー掲載作家</b>
・イ・ギホ『誰にでも親切な教会のお兄さん、カン・ミノ』『原州通信』『舎弟たちの世界史』
・ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』『ホール』『モンスーン』
・ファン・ジョンウン『誰でもない』『野蛮なアリスさん』『ディディの傘』
・キム・ヨンス『世界の果て、彼女』『ワンダーボーイ』『夜は歌う』
・クォン・ヨソン『春の宵』

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「クオン インタビューシリーズ」は、さまざまな芸術の表現者とその作品について、広く深く聞き出した密度の高い対話録です。
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違う存在の声
イ・ギホ/ノ・スンヨン/清水知佐子訳

ドライフラワー
ピョン・ヘヨン/チョン・ヨンジュン/きむ ふな訳

落胆する人間 奮闘する作家
ファン・ジョンウン/チョン・ヨンジュン/斎藤真理子訳

キム・ヨンスというパズル
キム・ヨンス/ノ・スンヨン/呉永雅訳

うれしい方を向いて
クォン・ヨソン/ノ・スンヨン/橋本智保訳

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<b>韓国小説のつむぎ手たちによる 濃密な文学談義と彼らの素朴な日常の話。</b> 作家が作家に聞く、ロングインタビュー集第2弾。 作家本人の声を通して知るもっと深い韓国文学の魅力ーー。 「(セウォル号事故の起きた)2014年になると、部屋を出てもう一度社会的責任というものについて考えをめぐらさざるを得なくなりました。 もうこれまでどおり斜に構えてはいられなくなった」(キム・グミ) 「私の小説の目的が見えるはずだ。ほかでもない、人間だ。それも、運命の暴力性に踊らされる人間」(チョン・ユジョン) 「時に真実は我々の心に突き刺さり、正直に伝えることが相手に痛みを与えるため、隠しておいた方がいい、と思えたりもする。でも、やはりそうじゃない。それでも真実だけが心の痛みを和らげてくれるんです」(コン・ジヨン) 「フェミニズムも同じで、私が20年前に書いた小説の中の問題意識をいまも人々は同じように感じている。だからこそ胸が痛みました」(ウン・ヒギョン) 「文学は宗教ではない。崇高な信念ではなく、技術を必要とする仕事だ」(チョン・ミョングァン) <b>インタビュー掲載作家</b> キム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』 チョン・ユジョン『七年の夜』『種の起源』 コン・ジヨン『トガニ』『私たちの幸せな時間』『サイの角のようにひとりで行け』 ウン・ヒギョン『美しさが僕をさげすむ』『鳥のおくりもの』 チョン・ミョングァン『鯨』 ................................................................................. 「クオン インタビューシリーズ」は、さまざまな芸術の表現者とその作品について、広く深く聞き出した密度の高い対話録です。 あまりにも小説の未来、キム・グミの心 キム・グミ/ペク・カフム/すんみ訳 ストーリーテラーの起源 チョン・ユジョン/チョン・ヨンジュン/カン・バンファ訳 それでも真実だけが心の痛みを和らげてくれる コン・ジヨン/ペク・カフム/蓮池薫訳 それでも書き続ける ウン・ヒギョン/チョン・ヨンジュン/呉永雅訳 肉体小説家の9 ラウンド チョン・ミョングァン/チョン・ヨンジュン/斎藤真理子訳 2021/01/25 発売

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