鄭芝溶詩選集 むくいぬ
<b>「1935年に『鄭芝溶詩集』が出版された時、
朝鮮の詩は大きな転機を迎えた。
近代と現代を敢えて分けるなら、
ここから現代詩の時代に入ったと言っていいだろう」</b>
(訳者解説より)
同志社大学在学中、北原白秋にその才能を称賛された鄭芝溶は、やがて母国の言葉で近代人の感情を繊細に描いた『鄭芝溶詩集』(1935年)で韓国詩壇を熱狂させ、尹東柱など多くの人々に影響を与えた。
代表作以外に、留学時代の思い出を綴ったエッセイも収録した詩選集。
『鄭芝溶詩集』( 詩文学社、1935)より
『白鹿潭』( 文章社、1941)より
未収録詩篇
韓国語エッセイ
日本語作品
散文詩
エッセイ
訳者解説
鄭芝溶年譜