出版社 : はるかぜ書房
福島原発事故の57年前に起きたビキニ事件 核被害を矮⼩化した⽇本政府。 しかし勇気ある⽇本の科学者や市井の⼈々は、⽇⽶両政府の圧⼒に屈することなく、ビキニ⽔爆の真実を暴き、 核兵器廃絶運動を展開した。 福島で事故をおこしたのは、ビキニ⽔爆の核被害を⽇本国⺠の⽬から逸らさせるために、⽶国が⽇本に導⼊させた 「⽶国仕様原発」だった。 被爆したマグロ漁船員・⼤⽯⼜七と原⼦核物理学者・武⾕三男を軸としたノンフィクション⼩説。 はじめに プロローグ 第一章 第二章 第三章 エピローグ 参考資料 あとがき
「日の丸原爆製造計画」の真実 太平洋戦争中、理化学研究所の科学者たちは、陸軍か らの命令にどう対処したのか? 彼らは、本当に原爆を製造しようとしていたのか。 これまで世に出なかった新事実に基づくノンフィクション 小説。 戦中、戦後、日本の科学者たちは、陸軍やGHQ の圧力 に屈することなく、祖国の将来を見据えた基礎研究を続けたことが記されている。 はじめに 第一章 第二章 第三章 参考資料 あとがき
愛されたかった。愛したかった。でも捨てるしかなかった……親を。 2匹の金魚を虫かごに入れ、全国を体を売りながら放浪する少女は、さまざまな親の愛を求める魂と出会う。 アルコール依存の父の呪縛から逃れられないソーシャルゲーム依存の元教師。一番母を愛したのに一番になれなかった風俗スカウト。「死ね」と罵られ、それでも父の介護をするゲイの結婚詐欺師。 誰もが諦めの人生の中で、光を見失いたくないと足掻く。その姿は寂しく脆くやわらかい。 「絆の病(ポプラ社、精神科医岡田尊司氏との共著)」で自らの親子間の悲しいすれ違いを明かした著者による、現実の愛の漂流記。 プロローグ Prologue カエルの国 Land of the Frog 犬の帽子 Dog Hat 金魚の海 Gol d f i s h S e a エピローグ E p i logue
平和な海で出会った男女が些細な偶然から、国際的な騒乱に巻き込まれる。 彼らを追う者は誰か? 誰が味方なのか? 真相が明らかになったとき、ドラゴンの目覚めがはじまる。 愛する人のために死ぬのか、生きるのか究極の選択を突きつけられる主人公。 沖縄を舞台にした時局的海洋冒険小説。 はじめに プロローグ 第一章 第二章 第三章 エピローグ あとがき
愛媛県松山市の高校に通う高校生の里美には、まだキスもしていない彼がいる。受験勉強から逃れるように彼との幼く清い恋にのめりこむ。ゲーテを愛し、恋を謳歌するも大学受験に失敗。彼は広島大学に進学し、自身は予備校に進む。彼と別れる前の日、美里は自室で彼と初めてのキスをする。どこまでも純潔で男女の愛も性も知らなかった。 予備校での授業は面白く、奥深い学問に美里は目覚める。一日11時間ほど勉強する美里。女子では一番、全体では五番以内の成績をキープする。 夏になり、一人の男子予備校生Yが現れ、美里に近づいてくる。成績は三番以内のYに対し、密かにライバル意識を持っていた美里はYとのデートをOKしてしまう。男とは意識せずに、祭りや喫茶店や公園で会う日々。Yを男友達として信用していた美里だったが、突然Yにキスされ男として認識する。そして公園でYにいきなり襲われる。大事には至らなかったものの、純潔な美里はYに対して不快な気持ちを抱く。Yは美里に謝り、手紙に男の気持ち、美里と結ばれたいのは自然な欲求だと説明してくる。美しい友情で結ばれていましょうと返事する美里。男女の愛が全くわかっていなかった。性と純潔の間で揺れる美里。苦悩する美里の将来は? 一 〜 二十一 あとがき