出版社 : アメージング出版
1980年代に記された「夢日誌」。 そこには、夢と現実の境が溶けあう不可思議な記録が残されている。 金縛り、浮遊感覚、幽体離脱、そして精霊との邂逅ーー。 一ノ瀬秋谷という青年が、自らの夢を克明に綴るうち、幻想は現実へと滲み出していく。 恐怖と陶酔のはざまで、彼は“異界”の扉を開いてしまったのか。 自覚夢(明晰夢)や変性意識、シンクロニシティなど、精神世界と夢現体験をめぐる一人称の探訪記。 実話とフィクションのあわいに立ち上がる、もう一つの現実。
水え、見たことがあります 「貴方なら見たことがあるでしょうね 貴方によく似た女人の方です」御住職は続けた 「女人の方に名前を尋ねます」と 御住職は私を見つつ右斜め後ろに目をそらし 眼球を強め直視している 「女人の方の名前は…」顔をしかめて傾けて 「佐藤 チヨ」と御住職は確かめる様に言った 「年若く二十六かなぁ 逝去されている 今の貴方と同い年位かなぁ 五代前か」 そして御住職は更に続けた 「女人の方は、異性を探している 貴方が異性を求めて居るのでは無く 女人の方は、異性を待っている」と そして御住職は思いついた様に呟く 「貴方は女人の方の生まれ変わりかぁ」まさしく 輪廻転生 何故か その女人の方の生きざまを 知りたくなり、知る事となり 輪廻転生を書きまとめる
配信アプリで出会った女性の姿を追い、作者は記憶と映像を照らし合わせていく。同じ顔、同じ声、だが少しずつ違う。現実と仮想が重なり、やがて境界が曖昧になる。スクリーンの向こうにいるのは、本当に“あの人”なのか、それともーー。観察と記憶の狭間で人間の実在を問う、現代ネット社会のドキュメンタリー。
人間社会は腐りきっている。必ずや叛逆を成し遂げる。 いま、才なき奴隷兵から不撓不屈たる大将軍へと這い上がった義虎(よしとら)と、彼が《風の巫女》の名を授けし教え子、残酷なる運命を蹴り飛ばす碧(みどり)による、深謀遠慮の革命が胎動する。 剣戟と戦略、異能の爆ぜる【教育系⁉ 戦国絵巻】 隣国の〈高句麗民族〉が圧政からの独立戦争を決行し、義虎は援軍の総大将へ任じられた。国々の情勢は密接に絡み合っている。来たるべき自国での叛逆に際し、ともに魂を懸けうる同胞との絆を探り、傷つき疲れ果てながらも暗躍する義虎は、かつて滅ぼされた祖国の遺民たちとも邂逅し……。 超大国の大軍師を相手に、義虎が裏の裏まで読み合って斬り進むなか、城を守る碧も名だたる将軍へと懸命に挑んで師の背を追う。碧は想う。 義虎は永く弱かったという。どれだけ己の非才を呪ったか。それでも幾数多の修羅の場数を踏破し続け、珠玉たる経験から生ずる圧倒的な戦闘力、超越的な洞察力、絶対的な精神力をその精髄へ染み渡らせた。 だから大将軍なのだと。自分もそうなりたいと。ここに、少女は戦乙女へと覚醒していく……。
中国出身、中国在住、中国人が書いた、日本語の歴史小説! 神代の壁に囲まれる昔の王者、北国の土を占拠する今の覇者。 立場が違く、野望は同じ。 忍者は命で忠義を尽くし、武士は刀で信念を貫く。 物語が閉幕する時、誰が生き、誰が死に、誰こそが、最後の勝者?
若く見られたいという気持ち 毎日テレビCMで、これでもかと流れるアンチエイジングの化粧品、サプリメント。 これらを買って少し若返った気がするのだろう。若く見えること自体が悪いことではない。 だが、実際にはむしろ老化を気にしているのではないか。 水原薫は68歳でウェイトレスをしている。一人暮らしなので生活もある。とくに、美容やスタイルに気を付けてはいない。かたや、遠藤美佐子や高橋早苗は専業主婦でダイエットやアンチエイジングにいっしょうけんめいだ。熱海で仲居をしていた加代姉さんは最年長だが健康で病院通いもしていない。若く見せようとする彼女らに辛らつだ。 だが、そんな日に事件が起きる。いつか誰しも年をとり衰える。それを受け入れ、自分の心に等身大の鏡をもち、自分を認める生き方をしたい。それは若い人たちも同じではないだろうか。
「あんたは…今だって、 見えないけど、 泣いてるんだ」 時は1700年代、江戸時代。 猟師の菊太はある吹雪の山での夜、友人と泊まった山小屋で不思議な女に出会い友人を殺されるも自身は一命をとりとめる。 それから6年の月日が流れた、ある冬の雪の日。 菊太は自分の家の前で一人の女が倒れているのを発見する。 女を助けた菊太だったが、じょじょにそこから因果の輪は巡りはじめ、さまざまな出来事を菊太はその女と共にしていくことになる。 家の前で倒れていた女の名はーゆな、といった。 何もしゃべらず、無口で、凛としている女と、その女となにかと暮しのなかで息を合わせようと奮闘する菊太。 不釣り合いで、不均衡な二人はいつしか息が合わさり、結ばれることになり、そこから根を下した二人の村での暮らしが始まっていく。 しかし、その先には様々な暗雲が立ち込めているのであった…。 山々を移動して暮らす人々、暗躍する影、猛り狂う山、踏みにじられる思い。 ー出会いとは?結ばれるとは?そのなかで人が暮らしていくとは?また人が共に生きているとは? 涙の意味、 傷あと、 数奇な運命ー。 すべてが交わりあい、絡まりあい、物語は一つの定めへと進んでいく。 それは、まるでー「人とはなにか?」を描くように。 作者が自身の体験から雪女の伝承を4年かけて取材し描いた再話小説。 この物語を読んだあと、あなたの「雪女」の物語への解釈は ー変わる。
Japan’s Hit Novel “Made in Heaven” The original story behind the feature film “Made in Heaven” Kamachi’s powerful and unforgettable debut! “This novelist… is something else.” “I want to see my wife. I want to see my wife. I want to see my wife…” Ever since he heard the voice of his late wife, novelist Soseki has been consumed-day and night-with thoughts of her. Meanwhile, his beloved wife, Sakiko, waits patiently for him in heaven. One day, Soseki dies suddenly in an unexpected accident. At last, the couple is reunited in the afterlife. But what awaits them is a trial far beyond anything they could have imagined. Packed with quirky, unforgettable characters and stories-some never shown in the film-including the couple’s childhood and the eccentric figures surrounding them, this is the ultimate mature entertainment love story. A jaw-dropping twist. A deeply moving finale. Fall under the spell of the “trap of love” set by genius novelist Soseki for his dearly departed wife. You’ll be left with a lasting sense of bliss long after turning the final page.
・「愛のために、人は動く」 ・「愛」のために、人は、異世界で奮闘する。 ・「愛」のために、人は、勉学に励む。 ・「愛」のために、人は、復讐を図る。 ・「愛」のために、人は、一芸に秀でる。 ・「愛」のために、人は、ずっとそばで見守る。 これは、そんな「愛」に突き動かされる人々の物語。
かつて歌舞伎町の帝王と呼ばれ、贅沢三昧を尽くし、タワマンから、傲慢に下界を見下ろしていた男。しかし、リーマンショックで、全てを失い、一転ホームレスに!やがて、かつて闊歩した歌舞伎町で駐車場管理人の仕事にありつく。そこで、それまでとは真逆の下から目線で世界を見た時、男の心に変化が訪れる!会心の自伝的世相小説!!
私はとある企業の契約社員で、富士桜市役所出張所の所長を務めています。役所の入札は三年ごとですが、働くメンバーはほぼ変わりません。 長年勤める人も多いものの、待遇は最低賃金のまま。 若い頃に思い描いた悠々自適な生活とは違いますが、似たような仲間と過ごす日々に充実感を覚えています。 健康で働けることを幸せとする人々がここにはいます。 近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。 これは老人ホームのような職場からの手紙です。
コロナ禍に苦悩しながら、不器用に生き抜く主人公の物語。タイトル通り、激動するコロナ禍の中で、仕事にプライベートと波乱万丈を描く。「こんなことってあるの?」という場面が多々あり、途中主人公に対して、不信感や苛立ちを持つ場面もあるかもしれません……? 360頁を越えるボリューム感。必見! 充実の一冊です。 サラリーマン特有の、妬みやっかみに悩み、経営陣からの恐怖にも翻弄され……。途中、仕事ぶりが認められ、魔がさすこともあったが……(上り坂)。絶望的な別れなどで、うつ的症状を発症、心を悩ませ、どん底へと落ちていく(下り坂)。奇跡的な出会い、奇跡の再会、希望、溢れる愛……(まさか)。 人生は、紆余曲折さまざま……。中身の濃い、コロナ禍の生活はいろいろあり過ぎた……。 なんでこの期間に、さまざまなことが……。溢れ出る愛情は、彼を救ったのか?
中国出身、中国在住、中国人が書いた、日本語の歴史小説! 盛朝は去って逝き、詩意だけが残る。 外に異族の馬蹄が関門を叩き、内に梟雄の陰謀が波瀾を起す。 将軍の銀刀が斬り下ろし、踊子の双剣が舞い上がる;毒姫が花雨を撒き散らし、刀者が血路を切り開く。 国の危機を誰が救え、江湖の紛争を誰が収める? 内容について 中国では「武俠小説」というジャンルがあり、日本では最も近い概念は「時代小説」となる。 物語の舞台は「武林」或いは「江湖」と呼ばれる武術に長ける者たちの世界、テーマ主に正邪の争いだ。 中国語で最も知られる武俠小説家は金庸と古龍、子供の頃からこの二人の先生の作品を楽しんできた。 そして中国には「布袋劇」という芸能があり、現在最も有名なのは台湾の霹靂布袋劇と金光布袋劇だ。 霹靂と金光の物語は武俠世界に基づいて、ファンタジー要素を加え、布袋劇の人形もアクションシーンを上手く表現できて、初めて観るとすぐに惚れた。 それ故、初めて書く日本語の小説は、金庸の語彙を古龍の構文で繋げ、布袋劇の様な物語を作りたいと思う。 ペンネームについて 昔Lang-8という言語学習サイトがあり、そこでshiiという名前の日本人と出会った。shiiさんは優しくて中国語が上手くて、いつも日本語の記事を添削してくれる。だが悲しいことに、ある日shiiさんは予兆もなくいなくなった。 そして数ヶ月や一年経ち、shiiさんは突然namikiという名前に変わって復帰し、あの時は本当に大喜びだった。しかしまた数ヶ月や一年経った時、namikiさんはまた消えてしまい、しかも今回はLang-8がサービス停止までも二度と戻っていなかった。 恐らく二度と会えない我が最も親しい外国の友人を記念するために、あの人が使った二つのハンドルネームを合わせて自分のペンネーム「椎名未聞(しいなみき)」を作った。 漢字は「しいさんの名を未だに聞いておらぬ」という意味になってしまうが、別に中の人の情報を取得するなど違法行為をするつもりはなく、ただ大好きな歌詞が歌う通り、「今でもあなたは私の光」、と言いたい。 本小説は、mogumogu、Tina、minoli、ジュライの四名の方に添削して頂きました。謹んで感謝致します。誠にありがとうございました。
時は戦国時代、加賀門徒鎮圧のために織田信長は、越中国と越後国の国境に越横(えつおう)国をつくった。 だが、信長の時代は短く残された越横藩は、生き残りのために「針聞書」なる医学書をもとに新薬作りに取り組むこととなったのだ。この書には、病の元凶となる六十三種の腹の虫に関す事柄が明細に記されていた。 藩医広陵の努力の甲斐あり、新薬ができ上がろうとする間近に広陵の兄である売薬頭の伸介は、薩摩藩支藩の西南藩のお家騒動に巻き込まれてしまった。首尾よくいけば西南藩に販路を与えてもらえるという条件で引き受けた伸介は、腹の虫たちを使い無血でお家騒動を成功させたのだが、口封じのため無惨にも打首となってしまう。 「このままではハラノムシが治まらぬ」と言い残して。 手代の三郎は、伸介の仇を討つため、交配を繰り返し威力を増した「最強のハラノムシ」を携えて、西南藩に単独で乗り込むのだった。
〜茫洋たる亡羊〜 この子は、昔自分が警備員をしていた時分の、実体験とか先輩警備員から当時聞いたお話とかをネタに産み出された作品です。前書きにも御座いますが、作品を通して出来るだけ沢山の老若男女達と心を分かち合いたいと思っております。Darlin'共に、お酒のアテになる作品に仕上がっているんじゃないかな。 (未成年の方はジュースのアテにでもどうぞ) ※作中に「柳野操」というアーティストが名前だけ登場しますが、彼は私と同姓同名の全くの別人です。 〜Darlin'〜 昔、京都の長岡京市って所を散歩していた時に、規模はそんなに大きいって程じゃない川の上の橋に差し掛かったんですよ。ほんでその橋を渡った時に、「橋の上の箸!」っていうバリしょうもない駄洒落が頭の中でパッと思い浮かんだんです。そこから、Darlin'が産まれました。……言ってる事、意味分かんないですよね。僕も、分かってないです。その駄洒落から何でこんな子供が産まれたのか、自分が一番知りたいです。なので当初は""Darlin'""ではなく""Chopsticks on the bridge""というハイパーギガダサいタイトルでした。まぁ、「百聞は一読みに如かず」という諺が御座いますので、それではどうぞ私の子供達の世界をお楽しみ下さいませ。
昨今、なかなか夢の持ちにくい世の中であるが、若者たちは夢に酔いしれた。 「本当だった夢の楽園」「夢は現実のものになった」 それぞれ話の中で出てくる言葉は「夢」であった。夢があるというのは、ここまで人々を穏やかにさせ、さらに笑顔を生んでいくのか。 まさに「夢」の持つ魔力は計りしれないものがある。 その夢の楽園で、予想外の展開が待っていた。覚えているかい今も……。過ごしたあの日々を……。 テンポ感を意識したスリリングな展開に乞うご期待を!!!
2018年全国同人雑誌振興会・文芸思潮主催、第12回全国同人誌最優秀賞河原林満賞を受賞した「隣人」を始め子どもをテーマに書かれた小説三作。「隣人」は、大阪で起こったネグレクト事件を参考に書かれた作品。当時作者は二人のいたいけない幼児が無事に保護され生き延びた可能性もあったのではないか。ほんの少しの運命の取り違えで命を救い得た可能性があったのではないかと心底考え、それを小説にした。二人の幼い命の冥福を心から願いながら。「バーサス」は阪神大震災の前年に過労死したタイ人女性が残した幼子の顛末を絵画や時間への意識をツールにしながら書かれた作品。産まれてくる命の尊さを底流においたものである。「学校の森」はいじめ問題の最も注視すべきことが十中八、九までが親や教師、大人側の問題であって、いじめたとされる側の子どもも被害者であること。それに対する大人の認識の欠如を子供の姿からあぶり出そうとした作品。今の社会が根強く持っている本音の差別意識、人権意識を、社会の大人たちはどれほど自ら意識できているであろうか。意識しなければ子供の世界に起きていることに気付かない。純真な子供たちは知らず知らずにその影響を受け取っている。この三作は子供に起きていることは大人社会の反映であるとの認識を強く促している。
「老人は死んでください。若者を守るために」 脳の中にある「記憶」をスマホやPCで再生する技術を開発した僕は、出資者にプレゼンするためフロリダを訪れる。そこで20年前にこの世を去った女性と一夜を過ごし次々と不思議な事件に巻き込まれていく・・・・。 あなたはいくつの伏線に気づけますか? どこで謎が解けますか? でも本当の謎には気づかないかもしれない 豊富な人生体験とどん底から這い上がった知恵やノウハウを詰め込んで、人々を勇気づける小説を書きたかった。どんなことがあっても日常生活を前向きに生きることの大切さを伝えたかった。 この物語を読んで泣いたり笑ったりワクワク感動して、あなたの人生がほんの少しでも彩り豊かになれば幸いです。 著者紹介 早稲田大学教育学部卒業、野村證券、クレディリヨネ銀行、プルデンシャルアセットマネジメントなど日米欧の金融機関で勤務。 20代で6億円の借金を抱えるも人生どん底から大逆転し40代でFIRE。50代で会社を起こし同時にボランティア活動で汗を流す。61歳でモデル兼俳優デビュー、64歳で小説家デビュー。サハラ砂漠マラソン人類最高齢での完走を目指し月間200kmランニング3年間継続中。
すれ違いの多かった俺たち夫婦の前に、突然現れたパタパタという一匹の野良猫。妻はその猫を偏愛し、俺はそのことで気が立っていた。そしてある日、ちょっとした事件が起こり、妻は深夜、俺に背を向けて、自宅のドアを出ていった……。 野良猫と夫婦のちょっと切ない表題作「パタパタ〜ある野良猫の物語〜」。 絵本が大好きだった僕の妹。いつも僕のそばにきて絵本を読んでってせがみます。僕はそんな妹が大好きでした、でも、ある晩、妹はたくさん鼻血を出して、病院に担ぎ込まれました……。 著者が泣きながら書いた「いもうとの絵本」。 平成4年の日本ダービーに出走してきた小柄で地味な一頭のサラブレッド。大きなレースで人気馬の夢を潰し、詰られ、蔑まれて、ヒールになった競争馬。それでも、孤独なステイヤーは黙って走り続け、最後は自分の手でその理不尽な悪役のレッテルを剥がすことができる。そして、一番人気馬として堂々と出走してきたレースで悲劇が起こる……。 競馬ファンなら誰もが涙する「ライスシャワー」。 その他、笑いと涙が交差する珠玉のお話しを17編集めた、椿山諒初のエッセイ集。 「あなたの胸の中に一本の小さな灯りが灯ります」 著者紹介 椿山 諒(つばきやま りょう) 大阪府堺市在住。27年間勤めていた印刷会社を退職後、IT関連会社を立ち上げ、現在に至る。 作家の椎名誠に憧れ、若き頃はキャンプと酒に明け暮れていた。その後、作家の浅田次郎の書く小説に感涙し、酔いにまかせた戯言をフェイスブックへ投稿するようになる。趣味は里山歩きとそこで出逢う神社仏閣。万人に知られた有名どころより、地元で大切に守られている小さなお社をこよなく愛す。最近は歴史小説を書くようになり、当時の息遣いが感じられる史跡、古墳、資料館などに足を運ぶのも唯一の楽しみ。 音楽の原点は、Simon & GarfunkelやAmericaなど60、70年代の洋楽フォーク。ギターを再び始めようかと思っている今日このごろ。