出版社 : マイナビ出版
すべての謎が明らかになる感動の最終巻!これまで驚異的なスピードで囲碁の実力を伸ばしてきた井山だが、長期の海外出張に行くことになってしまう。そして、日本に戻ってきた井山は別人のようになっていた。井山をめぐる女性たち、奥の院、黒い扉…。すべての謎が解き明かされ、ラストは壮大なスケールで囲碁の世界が語られる。
囲碁の世界に魅了され、驚異的なスピードで上達を続ける新人商社マン井山、囲碁の奥義につながる黒い扉の謎、そして会社人生を左右する運命の対抗戦。物語はクライマックスに向けて突き進みます。本書は週刊碁で連載され、多くの棋士や囲碁ファンに絶賛されたファンタジー囲碁小説を書籍化したものです。
新人商社マンの井山は接待の席で囲碁好きの社長から盛んに囲碁を勧められ、徐々に囲碁の世界にのめり込んでいく。尋常ではない囲碁の実力を持つさゆりとの出会い、謎めいた囲碁サロン「爛柯」の人々、黒い扉の謎…。
実家の寺で日々お勤めに励む僧侶の慧海は、幼い頃からある不思議な能力に悩まされてきた。それは、幽霊を見ることができる霊能力と、身近な人に災難が迫っているのがわかる予知能力。その秘密を知るのは、住職である父と、高校時代からの親友で結婚相談所で働く柴門だけ。ごく普通に暮らしたいだけなのに、今日も寺にはさまざまな騒動が舞い込んできてー。
明治時代の北海道・函館。 戦争で負傷した兎月は目覚めると神社の境内にいた。 自分のことも思い出せない彼の前に神様と名乗る少年が現れ、死んだことを聞かされる。 兎月は修行として神社の用心棒となり参拝客の願いを叶えることに。 そして、願いを叶えることで少しずつ生前の記憶を取り戻していき、自身の正体を思い出したとき彼はーー? 小さな神社の神様と記憶のない用心棒が北海道・函館に蔓延る闇を斬る! 大人気シリーズ『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)の霜月りつが贈る、和風ファンタジー!
秋も深まり空気が乾き始めたころ恩海警察署の刑事課は連続放火事件の対応で大忙しだった。刑事の怜も泊まり込みが続き疲労が限界に達していた。久しぶりの休みの日に、顔馴染みの優秀な家政夫の光弥を呼ぼうと考えるが…。操除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫とお疲れ刑事の二人が難事件を綺麗に解決する。待望の家政夫ミステリー第二弾!
十二歳のときに事故で両親を亡くした主人公の梨花。親戚中をたらい回しにされ、各家庭で「厄介者」として不遇な扱いを受けていた。ある日、遠い親戚の友人だという百鬼に引きとられ、百鬼が東京の神楽坂で経営する『百鬼あやかし診療所』でお手伝いをすることにー。不思議な診療所を舞台に巻き起こる人間とあやかしのほのかな恋愛物語。
興信所で働く志遠は、掃除中に一匹の蜘蛛を見つけて外へ逃がした。それを見ていたという少女に連れられ、酒処『地獄の沙汰』を訪れた。そこは、見た目小学生の閻魔と部下の鬼たちが営む居酒屋だった!?閻魔たちは地獄行きしそうな人たちの心を料理とお酒で癒し更生させていくー。閻魔様による世直しストーリー!
幼い頃からあやかしが見える、男子大学生の恭介。祖母からもらった『お守り』を母親に勝手に売られた。それを取り戻すため、北鎌倉にある骨董店『如月堂』に向かうことにー。そして、そこで浮世離れした店主代理の四季と出会う…。付喪神が引き起こす事件を解決していくあやかしダークファンタジー。
突然『人ではないもの』が見えるようになってしまった琴子。外に出るたびにあやかしたちに驚かされ怯える日々が続き、とうとう家から出るのさえ怖くなり引き籠り生活になってしまった。ある日買い物に出かけた先で出会った伊織の誘いで、あやかしと人間の共存を支援するシェアハウスで働くことに。京都の上七軒にある不思議なシェアハウスを舞台に起こる人間とあやかしの温かな人情物語。
フリーライターの麻美は、いわくつきのボロアパートに住み、昼はバイト、夜は執筆作業で忙しい日々を送っている。お腹が減る夜の仕事中、外せないのはお手軽お夜食。今宵もサクッと小腹を満たして仕事に打ち込んでいたのだが…。そんな麻美のもとに、いきなり自称『神様のたまご』とやらが部屋に現れて、彼女の夜食をつまみぐい!麻美と神様たち、ときどきお隣さんの、簡単ちょこっとお夜食ライフ!
都内の市役所で窓口業務をしている笛木翠は、中学生のころから趣味で小説を書き続けている。平日の昼間は公務員として働き、夜と休日は小説書きに没頭している。いつものように夜中に執筆をしていると、原稿から登場人物が現れて、翠の書いている小説に文句を言い始めるー。
神隠しに遭い「神様の料理番」となった、りん。美しい神様・御先様に「美味い」と言わせるべく、電気もガスもない世界「神域」で毎日奮闘している。季節は梅雨のはずなのに、現世では雨が降ってない様子。この異常気象をどうにかするため、全国の神様が京都に緊急招集されることになった。料理番としてついて行ったりんは、そこである料理人と出会い、人生の大きな決断をするー。続々重版の人気シリーズ、待望の第四弾。神様と人間のおいしい絆の物語。
若主人・烏島廉士が営む『質屋からす』に、ある男が美しい紅い皿を持ち込んできた。その皿には、対となる白い皿が存在したはずだった。物語は、紅と白、二つの皿を巡る謎を軸に、その皿に関わった人々の運命を翻弄しつつ複雑に絡んでいく…。従業員の千里が持つ特別な能力で謎を解く、大人気ダークミステリー、シリーズ最新作登場!
お洒落が大好きな朱音は、神戸にある人気アパレルショップ『ミント・シトラス・アトレックス』で働いている。空気が読めない新人や少しきつい性格の店長に挟まれ人間関係に悩む日々。ある日、いつものように接客をしていると店頭で在庫切れの商品を欲しいと言うお客様が来店してー?神戸が舞台のお仕事小説!
『GKコーポレーション』で契約社員の試食販売員として働いている一色緑子。試食販売員としての仕事に魅力を見つけられないまま、店頭に立っていた。そんなある日、母親の目を盗み小さな女の子がパンをつまみ食いしてしまう。しばらくすると、その女の子がお菓子売り場で目や耳、頬を赤くし、泣き始めてしまった。緑子は、自分の出る幕ではないと思いその場を離れようとすると、一人の男性が女の子に駆け寄り、アレルギー反応じゃないかと指摘する!?試食販売員のお仕事奮闘記!