小説むすび | 出版社 : マイナビ出版

出版社 : マイナビ出版

奇想怪談×天外推理奇想怪談×天外推理

名探偵は、怪異の夢を見ることすら許されない。 独創的な恐怖と、緻密な解体の見事な融合。 いまから続編をお待ちしています! ーー作家・逸木裕 オカ研の先輩はいつだってカワイイ。 しかし、キャラ萌えの感想で埋めてはもったいないくらいに本作の魅力は多い 。高校生の青春も、オカルトにまつわる考証も、それを謎として理論的に解明する話運びも読んでいて楽しい。 で、宇津機先輩はやっぱりカワイイ。 ーー作家・柴田勝家 怪談を怖がるだけでは終わらせない! 本作の探偵が解き明かすのは巷に流れる怪談の真相と、それにまつわる歴史と人間の心。 怪談にあらゆる角度からメスを入れ、時代を超えた謎を解き明かす様は爽快。 民俗学にもつながるホラーミステリ。 ーー作家・水鏡月聖 ◆◇◆◇ 高校一年生、水井境太郎は友人の高野聖から元恋人である加賀見清花に呪い殺されると相談を受けた。その実態を調べるために加賀見清花が所属するオカルト研究部に行くと、部長の宇都機理世と出会う。 理世は”呪われている”と噂される謎多き少女だった。 理由付けができないもの、反証できないものこそがホンモノの怪異!と主張する理世とともに、境太郎は掲示板に寄せられた怪談がホンモノかどうか調査することになるがーー。 子どもをさらう天狗、男を呪う妖刀、人を狂わせるいわくつきの館。 そして理世はどうしてホンモノと出会いたがっているのか。 『子ひつじは迷わない』(KADOKAWA)、『まるで名探偵のような』(東京創元社)の久青玩具堂が贈る、ポップで怖くてもどかしいジュブナイルホラーミステリ。 目次 プロローグ 第一話 天狗 隠しの怪ーInvisible Ladder 閑話休題 第二話 羅切丸の怪ーRipper RIP 閑話休題 第三話 両喜亭の怪ーTHE CURIOSITY HOUSE OF RYOKITEI エピローグ プロローグ 3 第一話 天狗 隠しの怪ーInvisible Ladder 21 閑話休題 112 第二話 羅切丸の怪ーRipper RIP 125 閑話休題 175 第三話 両喜亭の怪ーTHE CURIOSITY HOUSE OF RYOKITEI 183 エピローグ 270

かえるの騎士とみにくい背高女王かえるの騎士とみにくい背高女王

名前もないかえるは、地下室の檻で寝起きする見世物暮らし。 ある夜、騒ぎに乗じて逃げだしたかえるは、行く先々でたくさんの人たちと出会う。 かえるを嫌う者もいる。かえるを信じてくれる者もいる。 数奇な運命によって遠く離れた土地へと導かれたかえるは、やがて闇を支配する恐ろしき敵との戦いに身を投じてゆく。 「ぼくは何ものなのか」。長い旅の果てに、かえるは何を見つけるのか。 世にも苛酷で優しいダークファンタジー、ここに開幕! ●かえるたちの世界 西域 大陸西部。西域の住人は「本土」、「中央」と呼び、世界の中心として認識している。 アークラン アーク人が築いた王国。共通語はオクタ語。 ロメオン アークランの隣国。ロメオ人の王国。共通語はロメオ語。 ネロシア アーク人の一派ネロス人が建てた王国。共通語はネロス語。 イプリー アークランの町。 コンロー アークランの町。銀流れの河畔にある。 銀流れ 西域を流れる大河。 辺境 西域から見て東の地域。人より怪物のほうが多く棲まうとも。主にイドルという言語が使われている。 黄金森 辺境の入口から迷い川中流域に広がる森林。黄色い葉をつける常緑樹、ヒダが生い茂る。 虚山 迷い川の源流。山の中腹に巨大な穴があり、地の底まで続くとも。 迷い川 虚山から流れでる大河。蛇行して三日月湖に流れこむ。 朱森 辺境の奥地に広がる森林。朱色の葉をつける常緑樹、カロが生い茂る。 鱗川 銀流れの支流。 ハラド 辺境の人間国家。 王都ハラド ハラドの中心。古くからアーク人の重要拠点だった。 ヘラム かつてのアーク人たちの祭祀の中心地。最古の祭壇が現存している。 ゼレンカ 鉄の丘陵の麓にある。産鉄、製鉄の一大拠点。黒金軍を擁する。 トルヤーク 鱗川の畔に位置する。辺境の玄関口であり、最大の貿易拠点。 ザヤ 迷い川の上流河畔にある。昔は砂金が採れ、非常に栄えた。 オドヴァルカ 朱森の強固な防衛拠点。六基の常夜灯が闇を照らし、日影の軍団を擁する。 メドビラ 長毛黒豚スプラセの生産と蜂蜜酒の製造で知られる。

星空都市リンネの旅路星空都市リンネの旅路

発売日

2025年8月20日 発売

物語は旅立てる。海にも山にも、地球にも宇宙にも。 たとえセカイが壊れたって、私達には一冊の本があればいい。 そしてリンネには、キリという、友達一人がいれば、どこまでも。 ーー紅玉いづき 終末世界を未来につなぐのは、星空の街から舞い降りた強くて優しいふたつの光。 滅びゆく母星で出会う人々との交流を通して、成長し、絆を深めていく少年たちーーリンネとキリの旅路を、あなたもきっと見守りたくなる。 ーー 久永実木彦 惑星《エリュシオン》は巨大隕石によって文明が滅び、生き残った人類も小さなコロニーで暮らしていた。 《エリュシオン》の低軌道上にある星空都市《リンネ》。そこに住む青年リンネとキリは人類が住める土地を捜して、《エリュシオン》を調査している。 「静かにしてくれ。警戒ができない」 「ごめんごめん……。キリと地上探索するのが嬉しくて、つい」 武闘派のキリと研究肌のリンネ。正反対のふたりは様々な土地に降り立つ。 廃棄された工場、巨大な図書館、不思議な因習がある村などなど、いろいろな風景と生きる人々と出会っていく。 同時に見え隠れする神という存在ーー。 滅びかけの世界で、青年ふたりが出会うものは!? 蒼月海里が描く終末バディロードノベル! ●目次 プロローグ 1.廃棄鉱山街探索記 幕間 自宅にて 2.図書の町探索記 3.海上要塞アーク跡地にて 幕間 マーケットにて 4.生贄の村探索記 5.旧神と新たなる時代 エピローグ プロローグ 3 1.廃棄鉱山街探索記 5 幕間 自宅にて 39 2.図書の町探索記 48 3.海上要塞アーク跡地にて 101 幕間 マーケットにて 148 4.生贄の村探索記 157 5.旧神と新たなる時代 204 エピローグ  246

遺失の結末と彷徨える幽霊(ゴースト)たち遺失の結末と彷徨える幽霊(ゴースト)たち

「存在しない解決編」を理想の結末へと導くのは、理不尽な現実に立ち向かう勇気と、軽妙な推理、 そして誰しもが最初に胸に刻んだ、情熱という名の伏線。 ミステリ作家にしかたどり着けない結末をご覧あれ。 ーー北山猛邦(『少年検閲官』(創元推理文庫)著者) 編集者は作家に「物語」を熱望し、作家は書くことでしかそれに応えることができない。その感情から生み出される小説とは、いったい誰のものなのでしょうか。 そこに語るべき物語があるなら、語らなければいけない。語らない作家はもはや幽霊でしかない。編集者の執心めいた愛こそが、ときにその幽霊を土からよみがえらせるのかもしれません。 小説とは、創作とはなんと罪深いのだろうと実感しました。 ーー木犀あこ(『奇奇奇譚編集部』シリーズ(角川ホラー文庫)著者) 「僕らは『読み』を間違える」(KADOKAWA)で数々の名作を読み解いた水鏡月聖が「作中作の謎を読み解くミステリ」を描く、まさに独擅場ではないでしょうか。 些細な違和感が積み上げられ、全てが明らかになっていく爽快感。 著者の考えを読み解き、けれども人の心は完全に理解できない現実も絡まりながら気持ちの良い読後感へ繋がっていく……。 このお話を読んでいると、私も『著者』が書きたかった物を悟る事ができたような気がしました。 これから本作を読む方には、途中で何を感じてもぜひ手を止めずに最後まで読み進めてほしいと思います。 ーー零雫(『不死探偵・冷堂紅葉』(GA文庫)著者) 宮川雅は崖っぷちの編集者。次にヒット作を出せなければクビも覚悟している彼女のもとに、ベストセラー作家・東雲飛翔の新作原稿が届く。 嬉々として読むが、その原稿には解決編がなかった。宮川が担当するミステリ作家・平澤大吾とともに東雲飛翔の家を訪ねるが、東雲飛翔は密室での遺体となって発見されてしまいーー。 ベストセラー作家の死の謎、遺稿の結末を巡り、現実と作品が入り交ざる作中作ミステリー! 『僕らは『読み』を間違える』(KADOKAWA)の水鏡月聖、初の単行本作品! 【目次】 プロローグ ゾンビ作家・ピーチメルバ・欠けた結末 隠し部屋・芋羊羹・シアン化カリウム ネタ帳・シフォンケーキ・旧友 真相・プリン・アラモード・シュミレーション ドライブ・月邑聖人・どら焼き  告白・継承・ムートン・ロートシルト エピローグ あとがき プロローグ 7 ゾンビ作家・ピーチメルバ・欠けた結末 9 隠し部屋・芋羊羹・シアン化カリウム 72 ネタ帳・シフォンケーキ・旧友 110 真相・プリン・アラモード・シュミレーション 161 ドライブ・月邑聖人・どら焼き 200 告白・継承・ムートン・ロートシルト 243 エピローグ 268 あとがき 274

無気力探偵2無気力探偵2

刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴は、究極の無気力にしてどんな無理難題も解決できる天才。たぐいまれな推理力により、刑事からも一目置かれ、様々な事件にアドバイスをしていた。そんな彼のもとに次々と事件が舞い込む。ちぐはぐな交換殺人、豪邸に届いた怪盗からの予告状、作家の謎の自殺、さらには赤い紐を使った連続殺人……。 しぶしぶ事件に挑む智鶴だが、彼を嫌うエリート刑事・上諏訪と対立。どちらが先に解決するのか勝負にーー! 気鋭のミステリ作家のデビューシリーズ2巻が、加筆修正、さらに書下ろしの番外編も追加した完全版として再誕! ・目次 プロローグ 第一章 世にも奇妙な交換殺人 第二章 怪盗が常に華麗とは限らない 第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵 第四章 あてにならないミッシングリンク 番外編 あまりにも不毛な推理合戦 単行本版のためのあとがき プロローグ 第一章 世にも奇妙な交換殺人 第二章 怪盗が常に華麗とは限らない 第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵 第四章 あてにならないミッシングリンク 番外編 あまりにも不毛な推理合戦 単行本版のためのあとがき

無気力探偵無気力探偵

まばゆいばかりに【純粋】(ピュア)な【犯人当て】(フーダニット)! ぜひすべてのミステリ好きに腕まくりして挑んでほしい五つの挑戦状。それでも、きっと最後にこう口にしてしまうはず。 「えっ!こんなところまで伏線だったの!?」____作家・久住四季 ★読書メーター 単行本の読みたい本ランキングで週間1位を獲得!(2025/3/17〜3/23)★ 高校生の霧島智鶴はたぐいまれな推理力を持ち、どんな無理難題も解決できる天才。だが、めんどくさがりな性格から無気力に過ごしていた。ある日、彼は殺人事件の第一発見者に。そして落ちこぼれ刑事・熱海の推理を聞き、思わず口を出したことで、協力するはめに……。ダイイングメッセージの謎、豪邸にある壺のすりかえ事件、刑事熱海の従妹誘拐、さらには脱出ゲームでの事故などなど、同級生でオタク女子の揚羽や後輩の美少年・柚季とともに仕方なく事件に挑む。 やがて、明かされる切ない過去とはーー。 いま注目のミステリ作家の伝説的デビュー作が、加筆修正、さらに書下ろしの番外編も追加した完全版として復活! プロローグ 第一章 ダイイングメッセージはいつの時代もY 第二章 割に合わない壺のすり替え 第三章 限りなく無意味に近い誘拐 第四章 どことなく無謀なハウダニット 第五章 霧島智鶴のコールドケース 番外編 答えのない日常の謎 単行本版のためのあとがき プロローグ 第一章 ダイイングメッセージはいつの時代もY 第二章 割に合わない壺のすり替え 第三章 限りなく無意味に近い誘拐 第四章 どことなく無謀なハウダニット 第五章 霧島智鶴のコールドケース 番外編 答えのない日常の謎 単行本版のためのあとがき

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