出版社 : 三和書籍
シリーズ第1巻「人魚の姫」は、表題作のほか、「眠りの精」「みにくいアヒルの子」「野のはくちょう」「アヒルの庭で」「コウノトリ」「ナイチンゲール」の7篇を収載している。「人魚の姫」「みにくいアヒルの子」などの代表作の他に、「野のはくちょう」は、白鳥に変えられた11人の王子を妹のエリーザの献身的な愛で救う物語など、100年以上読み継がれ今でも多くの人々に愛され続けている名作揃いの一冊。 人魚の姫 眠りの精 みにくいアヒルの子 野のはくちょう アヒルの庭で コウノトリ ナイチンゲール
吉川英治の超大作!「三国志」の第8巻「図南の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第8巻は曹操が魏公に昇ってから、関羽が樊城で于禁らを捕らえるまでを描いている。 日輪 上・中・下 酒中別人 魏延と黄忠 短髪壮士 落鳳坡 破軍星 草を刈る 金雁橋 西涼ふたたび燃ゆ 馬超と張飛 成都陥落 臨江亭会談 冬葉啾々 漢中併呑 剣と戟と楯 遼来々 鵞毛の兵 休戦 柑子と牡丹 藤花の冠 神卜 正月十五夜 御林の火 陣前公用の美酒 敗将 老将の功 絶妙好辞 一股傷折 趙子龍 次男曹彰 鶏肋 漢中王に昇る 烽火台 生きて出る柩 関平 七軍魚鼈となる
シリーズ第7巻「瘋癲老人日記」は、谷崎潤一郎の長編小説。77歳の老人・卯木督助は、息子の嫁・颯子に性的魅力を感じている。老人の欲望は、颯子の足に踏まれたい、その足の型で仏足石を作りたいなど、徐々にエスカレートしていく。老人の姓を描いた谷崎晩年の傑作。 瘋癲老人日記 佐々木看護婦看護記録抜萃 勝海医師病床日記抜萃 城山五子手記抜萃
吉川英治の超大作!「三国志」の第7巻「望蜀の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第7巻は赤壁の戦いから、孫夫人が呉に戻るまでを描いている。 降参船 赤壁の大襲撃 山谷笑う 功なき関羽 一掴三城 白羽扇 黄忠の矢 針鼠 柳眉剣簪 鴛鴦陣 朝の月 凛々細腰の剣 周瑜・気死す 文武競春 荊州往来 鳳雛去る 酔県令 馬騰と一族 不倶戴天 渭水を挟んで 火水木金土 敵中作敵 兵学談義 蜀人・張松 孟徳新書 西蜀四十一州図 進軍 鴻門の会に非ず 珠
シリーズ第6巻「鍵」は、谷崎潤一郎の長編小説。夫婦がお互いに読まれることを前提にして書いた日記形式の小説。盗み読みされているのか、いないのか、疑心暗鬼になりながらも書くことを止めない。むしろ、読んでいて欲しい。夫婦のさまざまな駆け引き、思惑が日記の中だけで語られていく。谷崎の代表作の一つである。
吉川英治の超大作!「三国志」の第6巻「赤壁の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第6巻は孔明の出蘆から、東南の風を祈るまでを描いている。 出廬 呉の情熱 鈴音 蜂と世子 臨戦第一課 許都と荊州 新野を捨てて 亡流 母子草 宝剣 長坂橋 一帆呉へ下る 舌戦 火中の栗 酔計二花 大号令 殺地の客 狂瀾 群英の会 陣中戯言なし 覆面の船団 風を呼ぶ杖 一竿翁 裏の裏 鳳雛・巣を出ず 竹冠の友 月烏賦 鉄鎖の陣 孔明・風を祈る 南風北春