出版社 : 三和書籍
吉川英治の超大作!「三国志」の第7巻「望蜀の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第7巻は赤壁の戦いから、孫夫人が呉に戻るまでを描いている。 降参船 赤壁の大襲撃 山谷笑う 功なき関羽 一掴三城 白羽扇 黄忠の矢 針鼠 柳眉剣簪 鴛鴦陣 朝の月 凛々細腰の剣 周瑜・気死す 文武競春 荊州往来 鳳雛去る 酔県令 馬騰と一族 不倶戴天 渭水を挟んで 火水木金土 敵中作敵 兵学談義 蜀人・張松 孟徳新書 西蜀四十一州図 進軍 鴻門の会に非ず 珠
シリーズ第6巻「鍵」は、谷崎潤一郎の長編小説。夫婦がお互いに読まれることを前提にして書いた日記形式の小説。盗み読みされているのか、いないのか、疑心暗鬼になりながらも書くことを止めない。むしろ、読んでいて欲しい。夫婦のさまざまな駆け引き、思惑が日記の中だけで語られていく。谷崎の代表作の一つである。
吉川英治の超大作!「三国志」の第6巻「赤壁の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第6巻は孔明の出蘆から、東南の風を祈るまでを描いている。 出廬 呉の情熱 鈴音 蜂と世子 臨戦第一課 許都と荊州 新野を捨てて 亡流 母子草 宝剣 長坂橋 一帆呉へ下る 舌戦 火中の栗 酔計二花 大号令 殺地の客 狂瀾 群英の会 陣中戯言なし 覆面の船団 風を呼ぶ杖 一竿翁 裏の裏 鳳雛・巣を出ず 竹冠の友 月烏賦 鉄鎖の陣 孔明・風を祈る 南風北春
シリーズ第5巻「猫と庄造と二人のおんな」は、一匹の猫・リリーを中心に、猫を溺愛している男・庄造と二人のおんな・品子と福子の三者三様の思惑が絡み合う軽妙な心理コメディの傑作。谷崎潤一郎といえば官能的な小説で知られているが、犯罪小説、推理小説の面でもパイオニア的存在である。なかでも「金色の死」は、江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」に影響を与えたとされる怪奇的幻想小説。ほか短編2篇「私」と「途上」を収載。 猫と庄造と二人のおんな 私 金色の死 途上
吉川英治の超大作!「三国志」の第5巻「孔明の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第5巻は関羽千里行から、三顧の礼・隆中対までを描いている。 関羽千里行 五関突破 のら息子 古城窟 兄弟再会 于吉仙人 孫権立つ 霹靂車 溯巻く黄河 十面埋伏 泥魚 自壊闘争 邯鄲 野に真人あり 遼西・遼東 食客 檀渓を跳ぶ 琴を弾く高士 吟嘯浪士 軍師の鞭 徐庶とその母 立つ鳥の声 諸葛氏一家 臥龍の岡 孔明を訪う 雪千丈 立春大吉
シリーズ第4巻「蓼喰う虫」。谷崎潤一郎の私生活を反映した問題作。妻・美佐子には愛人があり、夫・要は勝手気ままに外人娼婦を漁っている。夫婦関係はとうに破綻しているが離婚に踏み切れないでいる。美佐子と要が離婚を決断できない理由とは…。夫婦間の繊細な心理描写を丁寧に描いた谷崎の中期・成熟期を代表する作品。 蓼喰う虫 その一 その二 その三 その四 その五 その六 その七 その八 その九 その十 その十一 その十二 その十三 その十四
吉川英治の超大作!「三国志」の第4巻「臣道の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第4巻は呂布の滅亡から、関羽が曹操の下を辞するまでを描いている。 煩悩攻防戦 破瓶 白門楼始末 許田の猟 秘勅を縫う 油情燈心 鶏鳴 青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ 雷怯子 兇門脱出 偽帝の末路 霧風 一書十万兵 丞相旗 鬮 不戦不和 奇舌学人 雷鼓 鸚鵡州 太医吉平 美童 火か人か 小児病患者 玄徳冀州へ奔る 恋の曹操 大歩す臣道 破衣錦心 白馬の野 報恩一隻手 黄河を渡る 燈花占 風の便り 避客牌
シリーズ第3巻、表題作の「陰翳礼讃」は、まだ電灯がない時代の西洋の文化と日本の文化の陰翳に対する考え方の違いを建築、照明、紙、食器、能や歌舞伎の衣装の色彩など、多岐に渡り考察している。 「吉野葛」は、大和の吉野を舞台に歴史小説を書くために旧友を訪ねる。吉野に伝わる風物や伝説などが感じられる作品。「蘆刈」と共に、谷崎中期の傑作を収載。 陰翳礼讃 吉野葛 蘆刈
吉川英治の超大作!「三国志」の第3巻「草莽の巻」を収載。 大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。 第3巻は献帝の長安脱出から、下邳の戦いまでを描いている。 巫女 緑林の宮 改元 火星と金星 両虎競食の計 禁酒砕杯の約 母と妻と友 大江の魚 神亭廟 好敵手 小覇王 日時計 名医 平和主義者 花嫁 馬盗人 胡弓夫人 淯水は紅し 陳大夫 増長冠 仲秋荒天 空腹・満腹 梅酸・夏の陣 北客 健啖天下一 黒風白雨 奇計
シリーズ第6巻「緋色の研究」は、コナン・ドイルによる長編小説。シャーロック・ホームズシリーズ最初の作品である。ホームズとワトソンの出会いと、ロンドン警視庁の腕利き刑事が解決できなかった難事件を、ホームズの並外れた観察力、推理力、手法の鮮やかさが冴え渡り、僅か3日で解決。名探偵シャーロック・ホームズが誕生した記念すべき作品。 第一部 元軍医局 ジョンH.ワトソン医学博士の回想録より復刻 第1章 シャーロックホームズという人物 第2章 推理の科学 第3章 ローリストン・ガーデンの謎 第4章 ジョン・ランセの供述 第5章 広告に訪問者がある 第6章 トビアス・グレッグソンの調査結果 第7章 暗闇の中の光 第二部 聖者たちの国 第1章 広大なアルカリの平原で 第2章 ユタの花 第3章 ジョン・フェリアーと預言者の対談 第4章 命がけの逃走 第5章 復讐の天使たち 第6章 ジョン・ワトソン医学博士の回想録の続き 第7章 結末