出版社 : 新紀元社
勇者召喚に巻き込まれ、異世界に来て半年。クロの「究極のベビーカステラ」作りに協力したりと、賑やかな毎日が続いていたある晩。夜の散歩をしようと屋敷の庭に出た快人は、仕事が一段落したというリリアに遭遇する。いつも通り、和やかに会話をするふたりだったが、部屋に戻る直前、意外なサプライズが起きて、快人を驚かせる。リリアの気持ちに気付いた快人が取った行動は…!?「モーニングスター大賞」大賞受賞作、絆が深まる第9巻!
西暦二〇一七年、ついに地球への帰還を果たした獅子王凱。護たちとの再会を喜びあうのも束の間、覇界王による人類滅亡の危機は依然として迫っていた。トリプルゼロに侵食され覇界の眷族と化したかつてのGGG隊員たち、大河長官率いる最強勇者ロボ軍団の波状攻撃に、新生GGGは新型ツールを投入して立ち向かう!!そして激闘に介入するベターマンたち、凱に対決を挑むラミアの真意とはー?
魔王竜との死闘から数日。イチノジョウは仲間たちとともに、旅の最初の目的地である魔法都市マレイグルリへと旅立つ。同行していたジョフレとエリーズに、ダイジロウがいる飛空艇のドックへの案内を頼むイチ。ついにダイジロウと対面のときが…?さらに毛髪鑑定のスキルを得たイチは、狂乱化の呪いにかかっているらしい人物の髪を拾ったことで、鈴木と調査を始めるがー「小説家になろう」開催「ネット小説大賞」金賞受賞作、シリーズ第11巻!
魔物の襲撃や暴動によって荒れた中原で、人々を助ける旅を続けていたジルたち。久しぶりの休養を取るためにロスマリー湖を訪れたジルの前に、先日まで敵方にあった竜人族の「龍神官」と「龍の巫女」が現れ、彼らが受けたという神託を告げる。どうやら、竜人族の存続と聖地の運命が、ジルにかかっているらしい!?さらに、“闇の森”の隠れ家にいたはずの“妖精女王”が拉致されたという報告を受け、ジルは“妖精女王”が閉じ込められているらしい塔へと向かうが…。「小説家になろう」の話題作、シリーズ書籍化第10弾!
買ったものを呼び出せる能力を利用した食堂は人気店に、膨大にある魔力を活用しての傭兵稼業でも名前が売れ、当初想定していたものとは異なるとはいえ、つつがなく異世界生活を送る美咲。このまま平穏な毎日を甘受したいところだったが、神託で“春告の巫女”に選ばれたり、突如襲来した飛竜の群れ相手に奮戦したり、新魔法の開発にも一役買ったり…と地味な日々とはやっぱり無縁のようで!?SFは大好きだが、ファンタジーの知識はほぼない女子高生による、異世界手探りライフ!第6回ネット小説大賞期間中受賞作。
社交界の華、美貌の令嬢ルイーゼには前世の記憶がある。その数なんと七人分。日本の女子高生から始まり、キャバクラ嬢、女詐欺師、極道の女。そこから異世界に転生して、高利貸しの男、海賊、極悪騎士。毎度なぜか悪役&刺殺バッドエンドで生を終えていたルイーゼは、今世こそ穏やかに生きようと決意する。だが、ある日、エミール王子の教育係に抜擢されてしまったルイーゼ。極度の人見知りで自室に籠りきりの軟弱男子エミールを、立派な王子にすることになったルイーゼだが、前世で共に戦った騎士カゾーランとの再会(?)をきっかけに、転生の謎と、ある真実を知ることにー!?
どんなスキルを覚えていくかでキャラクターの方向性が決まるVRMMORPG“Unlimited World”。βテスト時代から『トワ』という名前でプレイし、生産職ながら戦闘においても名を馳せていた都築悠は、正式サービス開始を機にこのゲームで遊び始める幼なじみで恋人の海藤雪音とともに、まずはあらためて生産職のスキルを身に着けることに。旧知の仲間とも合流し、楽しく生産活動に励もうとするが、なんだかイレギュラーなことばかりで!?
金沢にほど近いところにある加賀温泉郷ー長い歴史を持つ温泉地に建つ小さな旅館『月結いの宿』の一人娘・神ノ木結月は、自分が大切にしている宿をいずれたたむつもりだと言い出した、女将である母親の言葉に反発して家を飛び出してしまう。そんな結月の前に突然現れたのは大きな黒い狐。それに連れられ、向こう側に白い霧が立ち込める鳥居を結月がくぐり抜けると、そこには狐のあやかしたちが営む『オキツネの宿』があった!ところがその宿は万年客不足なため極度の経営不振に悩んでおり、結月は宿の再建に力を貸す羽目に!?おもてなしの心あふれる、あやかし温泉ストーリー。
ユース大公国から帝都に戻ったジルは、皇帝に呼ばれ、中小国家が集まる大陸中部のティフィオム商業圏で、魔物の被害が拡大しているという話を聞く。ルークの使い魔であるゼクスらしき“真龍”が暴れているらしい。さらに付近では、黒妖精族が洞矮族へ戦争を仕かけたという事態に。これ以上の大陸の混乱は超帝国の介入を招いてしまうと知ったジルは、問題解決のため、ルークたちとともに動乱の地へと旅立つ。その道中、黒妖精族の女王と出会うがー。「小説家になろう」の話題作、シリーズ書籍化第9弾!
里帰りをするというジークリンデに付き添い、リグフォレシアへ旅をすることになった快人。行く先々で歓待を受ける快人は、ジークリンデからも特別な言葉を聞くことに…?一方、魔界の中心にある禁忌の地では、魔界の頂点である六王による祭りー六王祭についての綿密な打ち合わせが進んでいた。人たらし快人の本領発揮!?「モーニングスター大賞」大賞受賞作、第8巻!
大学進学をきっかけに折り合いの悪い両親が暮らす佐渡を離れて以来、一度も実家には戻らず、大学卒業後もバイト暮らしを続けている涼子。そんな彼女のもとに、ある日届けられたのは、亡くなった祖父が涼子に遺してくれたという古い木箱。そこにはおとぎ話に出てくるような小槌と小さな姿の青年が入っていた!一寸法師だと名乗る青年(小さいけれど美形)は、涼子のことをかつて仕えた姫の生まれ変わりだと言い、青年を粗末に扱った両親やら殿やら鬼やらに復讐せんと燃えていた。封印していた木箱をうっかり壊してしまった涼子は、一寸法師の暴走を止めるために同居をする羽目に!?
老竜が棲むというランドウ山に「職奪の宝石」があるかもしれないと聞いたイチノジョウ。さっそく山へ向かうが、そのあと、シーナ三号に関する衝撃的な報告をピオニアから受ける。シーナ三号が稼働停止してしまう!?なんとかシーナ三号を修理できないか、方法を探るイチノジョウは、僅かな可能性に懸けて「賢者の石」の素材集めに動き出す。その先に強大な敵が待ち受けているとは知らずにー「小説家になろう」開催「ネット小説大賞」金賞受賞作、シリーズ第10巻!
草食系を通り越して老成した趣きのある高校生・園生くんは、ふとした偶然から、非の打ちどころのない美少女で学校一の人気者・小戸森さんが魔女だと知る。おまけに小戸森さんに「魔法でしもべにする」と宣言されてしまい、眉唾な魔法をいろいろ使われる羽目に。しかし、“しもべ”なんかではなく、小戸森さんの“恋人”になりたい園生くんとしては、なんとか小戸森さんの魔法に抗いたい。とはいえ、園生くんの前ではなぜか素が出てしまう小戸森さんは、今ひとつ魔女として本領発揮ができないようで!?超ド級の鈍感男子と超絶奥手魔女による、じれじれ“両片想い”ストーリー。
両親と死別した高校生の村瀬孝志は、生前に父が遺していた言葉に従って、小野進次郎という顔も知らない異母兄に会いに行くことに。鄙びた町で喫茶店を営む彼を訪ねた孝志を出迎えてくれたのは、一匹の白い猫だったー。その後、なんとか進次郎と顔を合わせた孝志は、にわかには信じられない話を聞く。なんと進次郎は“呪い”にかけられたせいで、満月の日以外、昼間は猫になってしまうのだという。日中の進次郎のサポートと、夜だけ営業する猫と触れ合える茶房・みかげ庵の手伝いを条件に、孝志は進次郎との同居生活を始めるが…。人の想いが交錯する、猫と癒やしのあやかし物語。
愛媛県松山市、ロープウェイ街。ここは、あやかしが人間社会に溶け込むように暮らす特別な場所。逢魔町とも呼ばれるこの土地で、誘われるように横道に迷い込んだ千舟は、一軒の風変わりなレストランを見つける。迎えてくれたのは、袴姿のイケメン料理人・真砂。彼が作る特製オムライスの味に感激した千舟は、自分を雇ってほしいと真砂に頼みこむが、実はこの“東雲”、あやかしばかりが訪れる店で…!?小さな十六日桜の木があるレストランを舞台に、千舟とあやかしたちの出会いを描く、ハートフル飯テロ物語。絶品洋食と松山名物が、あなたのお越しをお待ちしています!
上司からのパワハラと日々の激務に疲れ果てていた水戸幸次は、ある日自宅のポストに「女神の種」と書かれた袋が届いていることに気付く。説明書きのとおりに種を植えてみたところ、あっという間に実った球体から緑髪の小人の少女が誕生。ノルンと名乗った少女は「私があなたの女神なのですよ!」と宣言し、幸次が理想と考える世界へ連れて行ってくれると言うのだが!?現世と理想郷を行き来しながら楽しく冒険!押しかけ女神様と新米救世主の凸凹トリップファンタジー。
名家として政財界に広く名が知られる道明院家の可憐お嬢様は、見目麗しく頭脳も明晰。そのうえ人一倍ある好奇心の赴くまま事件に首を突っ込んでは、それがどんな難事件であっても必ず解決してしまう“お嬢様探偵”なのであった。この物語は、とても素敵な可憐お嬢様が、関わった事件を次々と鮮やに解決していく様を描いた華麗なる事件簿ーではなく。傍若無人で勝手気ままなお嬢様に振り回されながらも誠心誠意お仕えする三人の男たちが、お嬢様の縦横無尽な活躍の裏で否応なしに蓄積した疲れを、とっておきの甘味で癒やす…そんな日々を描いた物語である。
突然、奇妙な幻が見えるようになった大学生の花島昌磨。そのせいで授業にもバイトにも支障が出始めた昌磨は『不可思議な現象、何でも相談に乗ります』と掲げた怪しい探偵事務所を訪ねる。出てきた所長は、美形ではあるものの、どこか胡散臭い印象の男、天童。幻の正体は『怪異』だと説明する天童から、身を守る“お守り”を作ってあげようと提案された昌磨は、さらに天童に誘われるまま彼の仕事も手伝うことに。天童は『収集録』と呼ばれる本から逃げ出してしまった怪異を探し出して再び本に収めているらしい。天童や収集された怪異とともに、昌磨は奇妙な事件に巻き込まれていくー。