出版社 : 日本評論社
不在地主不在地主
本書は、「日本プロレタリア傑作選集」の一冊として昭和5(1930)年に刊行された。このシリーズは全13巻で、黒島伝治・徳永直・葉山嘉樹など、名だたるプロレタリア文学の旗手たちの作品を集めている。本書には、表題作「不在地主」と「救援ニュースNO.18.附録」の二篇が収録されている。 「不在地主」 の初出は「中央公論」 昭和4 (1929)年11月号。 昭和2(1927) に北海道で起きた磯野小作争議を題材にしている。 「救援ニュースNO.18.附録」の初出は「戦旗」昭和5(1930)年5月号。労働運動に関わったかどで父親を拘留された少女が、「先生」に向けた書簡という体裁の作品である。 日本プロレタリア傑作選集 (日本評論社創業100年記念復刊/底本:1930年1月20日発行) 不在地主 救援ニュースNo.18附録
端宗哀史(上巻)端宗哀史(上巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。上巻は、父王・文宗の死から首陽大君のクーデター(癸酉靖難)まで。
端宗哀史(下巻)端宗哀史(下巻)
叔父・首陽大君(のちの世祖)により17歳にして王位を追われ殺害された朝鮮王朝第6代国王・端宗の悲劇を、朝鮮・韓国近代文学の祖、李光洙が活写する歴史小説。下巻は、義臣(死六臣)たちの復位計画の失敗、君への降格、謫所での最期まで。
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