出版社 : 日販アイ・ピー・エス
千秋 3千秋 3
玉髄(ぎょくずい)を求め、陳恭(チェンゴン)一行と砂漠を進む沈嶠(シェンチアオ)。 しかし、吹き荒れる砂嵐の中、道案内の男が姿を消した。舞い上がる黄砂に視界を奪われ、足を踏み外した沈嶠は晏無師(イエンウースー)とともに、地底に沈んだ古城に辿り着いた。 陳恭一行と再び合流した二人は、何者かに襲われながらも、玉髄を目指して地下宮を進む。だがその途中、陳恭が毒に侵され、解毒するには玉蓯蓉(ぎょくじゅよう)の実が必要だと判明する。光の届かぬ闇の中、負傷して人格が変わった晏無師と、沈嶠は…… その頃、長安の都では異変が起きていた。
千秋 2千秋 2
晏無師と周帝・宇文邕に謁見する沈嶠。長安で自らの門派を立ち上げないかと周帝に誘われるものの、沈嶠はそれを断った。二人は宇文邕に遣わされ、宇文慶の南下を護衛することに。その後、沈嶠は晏無師と別れ、玄都山の掌教となった郁藹を追う。一度は視力と武功を失った沈嶠だが、少しずつ回復していた。しかし、そこへ別れたはずの晏無師が再び現れ…。心を尽くそう、たとえ何ひとつ報われなくともー
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