出版社 : 書肆侃侃房
知られざるイスラム世界。世界が涙する愛と哀しみの物語。2回発禁処分を受けながらも発売を続け、すでに20万部を超える。イラン最大のベストセラー作品。遂に、完全日本語訳完成。イタリアのジョバンニ・ボッカチオ賞受賞。
没後100年のマーク・トウェインが遺した極上のミステリー。南北戦争前の米国。まだ奴隷制度があった中西部のミズーリ州で、白人と黒人奴隷の赤ん坊が故意に取り替えられ23年もの間、その事実は伏せられていた。しかし、ある殺人事件をきっかけにその衝撃の事実が明らかにされていく。
つい最近まで、ちょっとした町には必ず人々が足を止め、疲れをいやせる喫茶店の一つや二つはあった。古きよき時代の象徴的存在であったはずの喫茶店は、いったいどこに消えたのだろうか。 ある時代の文京区春日を舞台に「珈琲タカハシ」のマスター高橋さんとフリーターの「おれ」、通ってくる客との人間模様を綴った物語は、失われた80年代そのままだ。
韓国を代表する詩人、アン・ドヒョン 日常のなにげない風景から、人と世界をみつめたエッセー集 「文を読んで書くこと、それはこの世と恋愛することではないか」とアン・ドヒョンさんはいう。しかも「心だけでの恋愛、手先だけでの恋愛を私は警戒する」と。 詩人の目で捉えた世界が、日常が、ゆったりと静かな風景の中を過ぎる。「尹東柱と福岡」「淋しがろう」「冬の希望」「私と靴の関係」「悲しい詩」など、詩人のやさしさが読む人の心を温かく包む。 詩人の心が大切にされ、多くの読者を確保し続けている韓国の文学的風土の豊かさが伝わり、透明でさわやかな風が吹き過ぎていく。これを読んだ人はきっと韓国に行ってみたくなり、詩人と同じ情景に浸ってみたいと思うに違いない。 氷蝉 尹東柱と福岡 日本を見る目 人が人に出会う夢 母親と妻の違い 淋しがろう 暖かいバス 不便な関係 ラーメン礼讃 凧のように 金剛山の旅 美食家の理由 寸志と寸書 新春文芸 文芸創作学科 冬の希望 人生とはなにか 朝顔の会 海を前にして 報春花 詩の国 私と靴の関係 詩集も商品だ 詩人と酒 民衆版画家 お金と詩人 虎が再び… 大人のための童話 赤いTシャツ 神の息子、将軍の息子 小犬の糞 悲しい詩 幼い息子に 本家の奥座敷 民衆と人民 インターネット時代 飴売り 詩集「農舞」 ある小説家 私の作業室 淡水魚を飼う 反米感情 地域感情 俳句と時調 夕べの祈り 詩人の白石 ある農民の頑固さ 詩人と戦士 無題 良いものは近くに 共に生きる あとがき 時代と向き合う酔いどれ詩人