出版社 : 現代企画室
引き船道引き船道
植民地の喪失、内戦、フランコ独裁、近代化……19〜20世紀の波瀾万丈のスペイン近現代史をカタルーニャの片隅でひっそりと生きた村人たちの物語。 主な登場人物 関連地図 第一章 エデ ンの 日々 第二章 十三 聖人島 第三章 灰の カレン ダー 第四章 黒い 南西風 エピローグ 終わり なき亡命 「引き船道」 の時代 背景 訳者あとがき
陽かがよう迷宮陽かがよう迷宮
一番小さくあれば大きくもある、そのうえ、けっして抜けだしえない、〈心〉という迷宮。この迷宮から抜けだそうとする主人公の旅の行方は?ポレミックな美術批評を展開しつつ、文学においても特異な世界を創造した、急逝惜しまれるマルタ・トラーバの傑作。