出版社 : 社会評論社
大阪SFアンソロジー:OSAKA2045大阪SFアンソロジー:OSAKA2045
2045年、大阪。未来で語られる“バンパクの思い出”、AIと人間が共に働く科学館、街から失われる音楽、細々と紡がれる伝統と歴史、そして、そこに生きる人々-。そこにあるのが絶望でも、希望でも、このまちの未来を想像してみよう。大阪を知る10名の作家が綴る、2045年の大阪の物語。大阪/京都を拠点にするKaguya Booksより、待望の地域SFアンソロジー第1弾!
京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色
1200年の都?いえいえ、わたしたちの棲む町。虚無の柱となった京都、西陣で繰り広げられる“エクストリーム軒先駐車大会”、宇宙の宝物の松ぼっくり、年に一度開催される立看の儀、“禁足地”となった国立国会図書館関西館ー。京都にゆかりのある8名の作家が描く、妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側の京都をお届けします。大阪/京都を拠点にするKaguya Booksより、待望の地域SFアンソロジー第1弾!
セーチャメ 三姉妹セーチャメ 三姉妹
一度ひとの心に植えつけられた、自分より劣った人がいるという意識は抜きがたいー。なぜこうまでして生きねばならないか?朝鮮半島南端の済州島と在日社会の戦時戦後を舞台に、放浪の巫女ミンスッから生まれた三姉妹の数奇な人生。ウォルミ、ウォルゲ、ウォリの娘たちに重くのしかかる暗い生活。その根っこにある差別が、三姉妹の自我を押しつぶしていく様を観念的に描く。済州島の習俗や、日本の植民地統治、開放、済州島四・三事件、朝鮮戦争といった時代との結びつきも織り交ぜた小説。
SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡
SFを、もっと。生きたまま襟巻きになるキツネ、世界を再創造する検閲、時を駆ける寿司、オレンジ様を育てる気球ドローン…知らない世界を旅してみたら、心がちょっと軽くなる。ウェブで開催された「かぐやSFコンテスト」から生まれたSFアンソロジー、クラウドファンディングを成功させて始動!
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