出版社 : 虹色社
古希を前に、半年だけホテルの従業員として働き始めた太郎。慣れない仕事に奮闘する毎日、ふとした時に蘇るのは、輝かしい青春のバンド活動、そして恋人・靖香との甘く切ない日々。 「あの頃」と「いま」が交錯するなか、彼が最後に見つけるものとはーー。 過去と現在の二つの時代を通して織りなす情感あふれる物語。 ※フレッシュな書き手が作品を発信していく、創作物中心の虹色社内の新レーベル「Rainbow Books」の書籍です。
今もこれからも、江ノ電はどこかなつかしいー。 2022年に開業120年を迎えた江ノ島電鉄線(江ノ電)。 観光電車として、生活の足として、ますます注目を集めています。 そんな江ノ電へのリスペクトを込めた、本書『江ノ電物語 〜藤沢ー鎌倉 Photos&Novels〜』。 江ノ電沿線が舞台の書き下ろし小説(全6編)に加えて、全15駅&周辺の写真を収録しています。 小説と写真で、「江ノ電に親しめる」「江ノ電に乗っている気分になれる」本に仕上がりました。 ぜひ、それぞれの“江ノ電物語”をお楽しみください。
没後100年ーー 今こそ、鷗外にしたしむ 森鷗外が自らの文学を確立させるために邁進した日々。 『舞姫』から『雁』までの小説・翻訳作品15篇を収録した、 “読みやすい”鷗外決定版! はじめに(鷗外忌に寄せて) 雁 鼠坂 冬の王(翻訳)(原作:ハンス・ランド) 心中 カズイスチカ 蛇 あそび うずしお(翻訳)(原作:ポー) 花子 普請中 牛鍋 白(翻訳)(原作:リルケ) 独身 鶏 舞姫
近代文学と美しい写真を合わせて、テーマごとに編集。 不朽の名作の再読や新たな作品の発見もぜひこの一冊で。 文芸作品と写真を結集 道照らす、宵の語り部 -<月>- 【収録作品】 月から 新美南吉 お月さまを 新美南吉 月の角笛 新美南吉 ルルとミミ 夢野久作 白 芥川龍之介 湖水の鐘 鈴木三重吉 赤いろうそくと人魚 小川未明 夢十夜 第一夜 第三夜 夏目漱石 恩讐の彼方に 菊池寛 町中の月 永井荷風 軒もる月 樋口一葉 月の夜 樋口一葉 お月様の唄 豊島与志雄 蒼白い月 徳田秋声 星の女 鈴木三重吉 夜光虫 小泉八雲 十五夜のお月様 村山壽子 つね子さんと兎 野口雨情 二十六夜 宮沢賢治 狐に化かされた話 土田耕平 森の暗き夜 小川未明
近代文学と美しい写真を合わせて、テーマごとに編集。 不朽の名作の再読や新たな作品の発見もぜひこの一冊で。 文芸作品と写真を終結 芳醇にして、つややかな闇 -<珈琲>- 【収録作品】 珈琲店より 高村光太郎 甘話休題 古川緑波 あばばばば 芥川龍之介 砂糖 永井荷風 大阪の憂鬱 織田作之助 鼻 ニコライ・ゴーゴリ 失われた半身 豊島与志雄 コーヒー五千円 片山廣子 田巻安里のコーヒー 岸田國士 白い門のある家 小川未明 雪の夜 織田作之助 カフェー 勝本清一郎 コーヒー哲学序説 寺田寅彦 判官三郎の正体 野村胡堂 老人と鳩 小山清 妙な話 芥川龍之介
東京のまちに生き、まちに思いを馳せる人々が織りなす、七つの物語。 自撰小説集第一弾。 優しさあふれる文体に好感が持てる短編作品集です。 引越手形 ルック、バック 雷声 側溝 暖を取る --サウナ愉楽編ーー 今日此頃 また、あした