小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

私の魔法は絶対に当たるんです 〜スローライフを守るために魔法を撃ち続けていたら、いつの間にか森の聖女になっていました〜私の魔法は絶対に当たるんです 〜スローライフを守るために魔法を撃ち続けていたら、いつの間にか森の聖女になっていました〜

どこにでもいる普通のOL、姫宮花音(ひめみやかのん)は、ある日働き過ぎて過労死してしまった。 ……しかし、花音は過労死をきっかけに異世界へと転生し、 魔法を絶対に外さないスキル<ホーミング>を持った、最強の魔法使いの美少女「カノン」として生まれ変わる。 森の奥のおしゃれな一軒家も手に入れて、 念願だったスローライフを謳歌しようと決めていたカノンだったが……。 夜になると森の野生のモンスターたちが騒ぎ出して眠れない!! 更にカノンが森の聖女と呼ばれるようになった頃、 自称天才魔法少女・アイシャが花音のもとに「弟子入りに来たわ」と唐突に押しかけてきてーー? スローライフを送りたいのに、 なにかと邪魔されてなかなかスローライフが送れない。 そんな残念聖女の魔法ファンタジー冒険譚、ここに開幕!!

箱庭クロニクル箱庭クロニクル

出版社

講談社

発売日

2024年11月20日 発売

『嘘つき姫』で鮮烈デビュー、2作目『海岸通り』で芥川賞候補。 ファンタジックな世界観と異国情緒ただよう文体で読者を魅了する、2024年最大の新人が、文芸界に風穴を開ける。 次世代の「本物」を探すみなさま、この「才能」を、見つけてください。 〜〜〜〜〜〜 手のひらのミクロコスモス。地獄の口に何度でも出くわす人生、でも私だけの天国に続く糸も確かに光り、ここにある。この物語の中に。 ーー 一穂ミチ とびきり美しい物語群の中に暗さや裏切りがあって、人間の光と影を同時に見せてくる…才能って“これ”のことね!? ーー佐伯ポインティ 孤立と連帯のあわいを揺れる不器用な人間の心。その迷宮の出口は、意外なところに開いている。 ーー千街晶之 注目作家の変幻自在っぷりが炸裂。一編一編異なる魂を持つ、驚異的な短編集。  ーー瀧井朝世 坂崎さんの紡ぐ、宝石箱がきらめくような言葉づかいに、もう、夢中です!!! ーー三宅香帆 〜〜〜〜〜〜 ★収録作品★ 「ベルを鳴らして」(日本推理作家協会賞短編部門受賞作) そこにひとつの戯画がある。家一軒ほどの大きさのタイプライターだ。 「イン・ザ・ヘブン」 地獄はどこにでもある。内とか外とか関係ない。 「名前をつけてやる」 これは「バッグ・クロージャー」これは「ランチャーム」これは「ポイ」 「あしながおばさん」 拝啓 盛夏の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 「あたたかくもやわらかくもないそれ」 ゾンビは治る。マツモトキヨシに薬が売ってる。 「渦とコリオリ」 水流は左に渦を巻いている。 邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc. 人生ベストの一編が、ここに。 ベルを鳴らして イン・ザ・ヘブン 名前をつけてやる あしながおばさん あたたかくもやわらかくもないそれ 渦とコリオリ

猫弁と奇跡の子猫弁と奇跡の子

出版社

講談社

発売日

2024年11月20日 発売

冴えない容貌、天才的な頭脳、人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。大福亜子と入籍を果たし、まだ式は挙げられていないものの、結婚生活にも少しずつ慣れてきた、そんな時。福引きの一等賞で、とんでもない「景品」をもらったという相談がーー。 いつもより、事件も謎も、喜びも驚きも、超特盛! 累計53万部突破!の大人気シリーズ「猫弁」、第2シーズンここに完結! 婚約から三年かかってやっと入籍した百瀬と大福亜子。 しかしまだ、結婚式を挙げられていなかった。 ある日、亜子の勤め先、ナイス結婚相談所に思わぬ客が訪れる。 百瀬法律事務所の事務員、仁科七重だった。 亜子にしか叶えることのできない「願い」があるらしい。 百瀬は、ひなた商店街の野原鮎太の相談を受けていた。 福引きで当たった一等賞の「景品」。 そのせいで、夫婦の間に亀裂が走ったそうだ。 次から次へと迫り来る事件を、百瀬は乗り越えられるのか? シーズン2、感動の完結編、いよいよ開幕! 第1シーズン 『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』 『猫弁と透明人間』 『猫弁と指輪物語』 『猫弁と少女探偵』 『猫弁と魔女裁判』 第2シーズン 『猫弁と星の王子』 『猫弁と鉄の女』 『猫弁と幽霊屋敷』 『猫弁と狼少女』 『猫弁と奇跡の子』(本作)

遊廓島心中譚遊廓島心中譚

著者

霜月流

出版社

講談社

発売日

2024年10月23日 発売

終盤に至ってすこぶる本格ミステリ的なクライマックスが待ち受けている。この展開には驚いた。--綾辻行人 ミステリでしか描けない夢想とも言える物語だろう。--有栖川有栖 読み進めると、構想のスケールが実に大きく、魅力を感じた。--真保裕一 私たちから言葉を引き出す魅力を十分に持った志の大きい作品。--辻村深月 一番の高評価でした。--貫井徳郎 選考会の議論が楽しかったのは、秘めた魅力に惹かれたからだろう。--東野圭吾 骨太な本格ミステリに挑んでおり、読みごたえがありました。--湊かなえ 第70回江戸川乱歩賞受賞作! アニバーサリーイヤーに、ミステリ界の新たな歴史を作る期待の新人、満を持して登場! 幕末日本。幼いころから綺麗な石にしか興味のない町娘・伊佐のもとへ、父・繁蔵の訃報が伝えられた。さらに真面目一筋だった木挽き職人の父の遺骸には、横浜・港崎遊廓(通称:遊廓島)の遊女屋・岩亀楼と、そこの遊女と思しき「潮騒」という名の書かれた鑑札が添えられ、挙げ句、父には攘夷派の強盗に与した上に町娘を殺した容疑がかけられていた。伊佐は父の無実と死の真相を確かめるべく、かつての父の弟子・幸正の斡旋で、外国人の妾となって遊廓島に乗り込む。そこで出会ったのは、「遊女殺し」の異名を持つ英国海軍の将校・メイソン。初めはメイソンを恐れていた伊佐だったが、彼の宝石のように美しい目と実直な人柄に惹かれていく。伊佐はメイソンの力を借りながら、次第に事件の真相に近づいていくが……。

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