小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

道徳の時間道徳の時間

著者

呉勝浩

出版社

講談社

発売日

2017年8月8日 発売

連続イタズラ事件が起きている、ビデオジャーナリストの伏見が住む町で、陶芸家が死亡。現場には、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きがあり、イタズラ事件との類似から同一犯という疑いが深まる。同じ頃、伏見にかつて町で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラの仕事が舞い込む。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていく。第61回江戸川乱歩賞受賞作。 乱歩賞問題作、文庫化で大幅加筆、完全リニューアル!! ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。現場には『生物の時間を始めます』『体育の時間を始めます』といったメッセージが置かれていた。そして、地元の名家出身の陶芸家が死亡する。そこにも、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きが。イタズラ事件と陶芸家の殺人が同一犯という疑いが深まる。同じ頃、休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラを任せたいという。十三年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・正木の講演の最中、教え子だった青年が客席から立ち上がり、小学生を含む300人の前で正木を刺殺。同期も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。青年は判決に至る過程で一言、『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていくが、「ジャーナリズム」と「モラル」の狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に迫っていく。

さいとう市立さいとう高校野球部(下)さいとう市立さいとう高校野球部(下)

一ヵ月のお試し入部期間中なのに、初日からいきなりの紅白試合。勇作ははじめての硬球を恐る恐る握りマウンドに立った。小学校以来の女房役・一良と久しぶりにバッテリーを組んだとき、勇作の思いは熱く切なく燃えあがる。不朽の名作『バッテリー』のあさのあつこが放つ、感動と楽しさに溢れる青春野球小説! こんな練習ありか? こんな野球部ありか?  笑えて泣ける、ザ・青春小説! 高校野球の汗と涙、そして笑い。こんな青春最高! -アンジャッシュ・渡部建(芸人、「王様のブランチ」司会) 『バッテリー』の未来編? いや、今度の野球部はとても自由だ!-内山昴輝(声優、アニメ版「バッテリー」原田巧役) 一ヵ月のお試し入部期間中なのに、初日からいきなりの紅白試合。勇作ははじめての硬球を恐る恐る握りマウンドに立った。小学校以来の女房役・一良と久しぶりにバッテリーを組んだとき、勇作の思いは熱く切なく燃えあがる。不朽の名作『バッテリー』のあさのあつこが放つ、感動と楽しさに溢れる青春野球小説! その八、あまりのへんてこさにおれは呆然としてしまう。こんな練習ありか? その九、はっきり言って逃げ出したい心境です その十、いよいよ紅白戦突入か! で、けっこう緊張してます その十一、木下さん、すごいです! その十二、もうすぐ夏です! その十三、いよいよ、夏です! その十四、最悪の予感って、当たります その十五、さい高、サイコー!

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